俺は現金な性格だ。調子が良いというか。仕事中こそ沈んで嫌な気持ちになるけど、今は束の間の帰宅にホッとしている。
これから先も恐怖と恫喝の日々が来るんだろう。脅すのが流行ってるんだろうか、この業界。
鬱病にもさせられた、俺にとって最悪の場所だけど、以前とは違うことがある。こうしてブログで自分の気持ちを書いたり、つかの間だけど自分で作った物語を読んでもらえることだ。
こうして描いてるのは楽しい。心の拠りどころになっている。だから以前の何の支えもなかったあの頃よりはマシ。
あの頃は生きていて地獄だった。自分が無価値で、どう足掻いても無為にしか生きられないように感じていた。周りや家族の励ましや叱咤が薄っぺらく見えて何も信じられなかった。
現実逃避といえばその通りだろう。だけど、それで救われているならそれだけで意味はある。すくなくとも俺にとっては。
これで恋も出来れば…。いや、言うまい。
明日の晩は、再び長編小説を描こう。頑張る。
今夜は、獄門学園第四話でも描くか。