昨日、まとめて二人の人間が会社を辞めていった。これで俺が入社してから5ヶ月。合計4人辞めた勘定だ。それから、聞いた話だが、俺が入社する一ヶ月前の年の暮れ、このときも一人辞めたらしい。6ヶ月で5人が辞めた。なにこの退職ペース。20人弱の会社でこの人数は異常じゃないの?
退職理由はハッキリと明かされていないが、体を壊したくないとか人間関係とか、もしくは『実力主義』という名の短絡的な成果追求に、若手が潰されていく格好になっていることに嫌気がさしたとか?
俺がどう解釈したって真相は見えない。
『転職したばかりで今辞めたら就職は難しい。今は経営者の立場が強すぎる時期』と家族から言われた。
正直言って俺はこの離職ペースに危機感を覚えずにはいられない。ただ、辞めてもいいんじゃないかっていう気持ちもある。家族と話をしているとき、自分の身を壊すだの入院するだのって、そんな次元で話をしなければならないんだっけ?
入社してから一度、心が壊れかけたときがある。
俺は心底不安だ。それでいて、『安易な俺』はどっちだろう?って疑問はある。
『自分の身を守るために職場を変える』ことが安易なのか、それとも『身を削り入院するようなことになってもこの場に留まること』が安易なのか、どっちなんだろう?
『世の中には俺がや り甲斐を感じられる職場だってあるはずだ、探しに行こう!』って考えるのか、『留まって切り抜いていこう』って考えるのか。
幸い(?)にも俺はまだ独身。だから今っちゃ今なんだが…。