小説を書いてみたい。
どこまで書ききるかわからない。どこに行き着くのかわからない。
それでも、やってみたい思いはずっとあった。
作品を書いてみようと思う。ブログという形であるけれど、連載形式で載せていくつもりだ。
何を書きたいのかというと、「自分の思いの丈」だ。
日々常々考えていたこと、思っていたこと。現在生きている世の中、風潮、社会、家族、恋愛、怒り、憎しみ、喜び、悲しみ。
そういったもの諸々全てを込めて、等身大の「人」たちを動かしてみたいのだ。
3回くらい書き直しをして、それでやっと人に読ませられるレベルになるのだろう。
最初から人に読んでもらえるレベルだと思えるほど俺も浅はかではない。
自分の思いの丈を書く、と言いつつ、誰にでも読めるように、誰にでも受け入れられるように、そして誰にでも楽しんでもらえるように書く。とても難しいことだ。
過去に書いたことがあるかといえば、書いたことも無いわけだし。
純粋に楽しんでもらえればいい。物語を楽しんでもらえればそれでいい。
それ以上もそれ以下も望まない。
とにかく、書いてみよう。書けば、わかる。書いて、読んで、直して、書いて、読んで、直して、それを繰り返してみよう。「人」を描くとはどういうことなのか。
俺が作品を書いてみたいと思ったのは、世の中に自分の思いを伝えてみたいから。
楽しんでもらえればそれでいいのだ。
俺がずっとこのまま何も残さず、何も生産せず、誰彼にも覚えられないまま一生を過ぎていく。今のままだとそんな気がした。
俺という人間が、別の形で、「思い」というものを作品を通して伝えられるなら、それはきっと素晴らしいことだと思った。
最初に書いたとおり、どこまで書けるかわからないが書いてみよう。
キャラクター達に「心」を持たせ、「人」として動かせるかどうか。自分の思いを「人」に乗せられるかどうか。自分の身を通して、やってみよう。