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※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。「うみねこのなく頃に散」を題材に書いています。読む過程で推理しつつ記事を書きますが、「散」は解答編に相当するものなのでネタバレに踏み込むかもしれないことをご了承ください。
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Episode5、開幕です。今のところ、戦人が黄金を発見して、午前3時の戦人就寝シーンまで読み進めました。「第一の晩」直前です。どういう殺人なのか?古戸ヱリカがどう推理するのか?じっくり楽しませていただきましょう!
さて、ここまで読み進めた時点で、色々とわかったことを書きます。
①金蔵の死の隠蔽は、蔵臼・夏妃・南條・郷田を除く使用人の協力の下に行われている「らしい」。
②黄金の碑文の解答はこの時点では不明だが。きちんと根拠があって、一意に求まる解を持つ問題である。ヒントは地図帳。
③夏妃を脅す「脅迫者」がいる「らしい」。「19年前の出来事」に関係するらしいが。
④古戸ヱリカ・戦人は犯人ではない。
⑤これまでのEpisodeの殺人において、"犯人"は快楽目的でもなく、恐怖を与えるでもなく、何かしらの意味を持って殺人を行っている。碑文の謎を解けば殺人は止まる「らしい」が。
⑥戦人の出生には秘密がある「らしい」。留弗夫はこれを話したら殺される「らしい」
①~⑥までにおいて、「らしい」と書いたものは確定ではない。引っ掛けかもしれないってことですね。
①~⑥それぞれについて俺が考えたことを書きます。
①これはほぼ間違いないと思う。郷田がどうかは不明だけど。蔵臼・夏妃だけで隠蔽するのは困難だし、使用人の協力無しには不可能だろう。南條がなぜ場違いにも関わらず親族会議の日に居るのか、これが解となるのだろう。ついでに、その見返りとして娘の治療費を受け取っているのではと推理しているが。
②この情報は大きい。肝心な情報を隠して、読者の手持ちの情報だけでは絶対に解けない酷い問題では無いのだろう。とはいえ、地図帳がヒントと言っても、どの部分を指すのか皆目わからんから、そう簡単には解けまい。
③「脅迫者」か。夏妃がなぜ脅迫されるのか、それは不明だけど。俺はこの「脅迫者」を、「嘉音」ではないかと考えている。Episode1についても、犯人を「脅迫者グループ」と考え、その一員に「嘉音」を挙げた。「脅迫者」は在島者の中にいることは間違いないし、年齢的に見ても嘉音ではないだろうか。(紗音が男の声のフリをしたとも考えられるが・・・)
「カアサン」と呼ぶからといって血縁者とは限らない。朱志香が生まれる前といっても夏妃は既に蔵臼と結婚しているし、夫に隠れて夫の知らない別の子供を出産した、なんてどうみても無理だろう。よってこの「脅迫者」は夏妃との血縁者ではない。
例えば・・・こういうケースはどうか?夏妃がある事件に巻き込まれて、自分の子ではない赤ちゃんを見捨てた、とか事故に遭わせた、とか。その事件を知っている「脅迫者」は、その赤ちゃんが成長した人間のフリをして夏妃を脅している、と考えたらどうだろう?潮騒がどうとか記述されていることから、海難事故に関係する事件ではないだろうか?
④戦人は犯人ではない。これが意味するところはつまり・・・。Episode4の俺の推理の結論は「犯人不在で事件そのものが起こっていない」ということになる。
あのときは「戦人犯人説」と「事件矛盾説」のどちらかだと結論した。その片方が崩れるという事は、自動的に「事件矛盾説」ということになる。いやもう、「事件矛盾説」というより、「架空事件説」と呼んだほうがいいだろう。
⑤これは意味のあるなしというよりも、「ベアトリーチェ個人の思惑」で考えると永久に答えが出せないと思う。”犯人”はそれぞれのEpisodeでバラバラなのだと考えれば良い。ベアトリーチェは一個人ではない。複数の人間の思惑から成り立っている”現象”だと考えれば、目的がまるで分からないというのも合点がいくのでは。
⑥戦人の出生については、戦人は明日夢の息子ではないということがEpisode4で判明している。霧江と明日夢はそれぞれ留弗夫の子供を授かった「らしい」が、同じ日に出産したが、霧江の子は死産したという。ここがポイントで、実は戦人は霧江の息子で、霧江本人も死産したと思い込んでいたのでは?
留弗夫がなぜ「殺される」のかは不明。
現時点で推理してみたのはこのくらいです。碑文の謎が解けてしまうのかと興味津々で読んだのに、結局解けないままでした。
続きが実に楽しみです。