何も考えない馬鹿よりも、考えすぎる馬鹿は始末が悪い。いやむしろ、何も考えない馬鹿のほうが世に受け入れられ易いのだから尚更だ。
もちろん、ここで出てくる始末の悪い馬鹿とは俺のことだが。
最近、ものすごく言葉にトゲがある言葉ばかり出てくる。普段でも自嘲気味の台詞は出てくるのだが、毒の含み具合がハンパないのだ。
なんと言おうか、自分の家で自分の悪口を言われているようで苛立ってしまうのだ。自分の見えない所で言われてるんじゃないか、自分が気づかないところで悪い部分があって、そこを言われまくってるんじゃないかと。
苛立ち具合がハンパないので、先手を打つことにした。
家事をやれと言われる前にさっさと済ませる。何か言われる前にこちらから言う。徹底抗戦する。
御多分に漏れず、我が家も日本の一般家庭に代表される、母が主導権を握っているのだが、もはや構うものか。俺は親父や弟とは違うぞというところを見せてやる。
服従しているようで苛立つのだ。協力だの仲間だの、表向きのペラい台詞で懐柔されるのも嫌だが、服従するのも嫌なのだ。
親父に言われた。俺は母親似なのだと。親父が俺の一番の相談役なのは、夫に選んだ母親の遺伝子のせいなのか。いやまぁ、そんなことはどうでもよい。
家庭内で自分の悪口を言われてるんじゃないかと疑心暗鬼なのだ。
そんなこたぁどうだっていいだろう、他人が聞いたらもちろんそうだ。俺もそう思う。そう思うのが当然なはず。
どこへ行っても自分の欠点ばかりを挙げ連ねて、悪口のオンパレードなんじゃないかと疑心暗鬼なのだ。
考えすぎなのはわかる。だから俺は自分で馬鹿なのだと思う。始末に負えないほうの馬鹿だ。
何も考えずに居られたら、どれだけ幸せだろう。
そんなことまで考える俺はきっと馬鹿です(-.-;)