※この記事は、もちろんフィクションです。
ミステリー小説みたく、もし俺が犯人だったら、という心境を書いたものであり、
特に犯罪をする、犯行予告を意図したものではありません。
悪いことはしちゃいけません。
140字小説で書こうかと思ったけど字数が足りなくて書いてるだけです。
ドス黒い憎しみを象徴したようなコーヒーを入れたカップを手に取りながら、
俺は自室の天井を眺める。
ついに犯行を始める。憎いあいつらをこの手で葬ってやる。
・・・まさかここで警官がいるとは思わなかったな。
ここにきて警官は邪魔な存在だ・・・。
犯行を中止するならこのタイミングだが・・・。
いや。この機会を逃すと一生取り返せない。
そうだ。あの警官も巻き込んでしまえ。
最初の犯行計画を少し変更すれば、あの警官も巻き込んで”事故”扱いに出来る。
最初から決意していたはずだ。邪魔する奴は全て始末すると。
関係なかろうとなんだろうと余計な躊躇いは必要ない。
躊躇えばこっちの計画は完遂できなくなる。
必要とあらば背後から忍び寄って始末すればいい。
バッグの中から今回の”武器”を取り出す。
スタンガン。ナイフ。そしてワイヤー。ピアノ線。一番奥にあったのは、
もっとも重量感のある大きな物体。”ボウガン”。
これら全てを使うつもりはない。最悪のケース”犯行発覚”時には、強行手段として
使う。速やかに犯行を行うことが重要であり、犯行発覚前にどれくらい計画を遂行できるかがカギになる。
襟の首に手を触れる。
襟の首には、”針”が貼り付けてある。
今はゴムキャップで封印してあるが、毒が塗りこんである。
”計画”が発覚・頓挫したとき、自害するためだ。
”真相”は絶対に闇の中に葬らねばならない。
ヤツらに”真相”を知る術を与えてはならないのだ。
ホールの時計が定時を知らせるベルを鳴らす。
さぁ始めよう。
吹っ切れたような、決心したような、空ろな決意が俺を覆った。
重ねて言いますが、完全にフィクションです(笑)
拙い表現ですが、こんな感じですかね。
”犯行”を及ぶにあたり、余計な感傷は不要です。
よく小説で書かれている、”自分がやったことを後悔させてから殺す”だの、
”殺される理由をささやいてから殺す”だとか、そんな行動は不要です。
速やかに実行しなければいけない。
犯行と発見の時間差が空けば空くほど犯人側にとって有利になる。
何食わぬ顔をして周りの人間と接しながら、ポーカーフェースをして
次の犯行計画を準備したり、見直したりする。
・・・俺にはムリですわ(笑)
たぶん、こういう事件に巻き込まれたら、犯人探しよりも、”自衛”をまず考えます。
無関係の人間には犯行しない、なんて都合のいい考えはありませんから。
通常なら、”犯人探し”なんてまずしないんじゃないかなぁ・・・。
いや、するかもしれないけど、3人、4人、どんどん数が増えてきたら、もう考えられませんね。
パニックして、疑心暗鬼になって、”自衛”しか考えられなくなります。
こうなると”犯人”もやりづらくなります。警戒心が非常に強いですから。
だから、余計な行動せずに、速やかに犯行を行う必要があります。
ま、俺がもし”犯人だったら”っていう記事です。
3回目ですが、これはフィクションなので(笑)