俺はミステリーとかサスペンスがすごく大好きです!
まぁミーハーといえばそうですが。
推理小説を読んで、夜中ずっと考えていたりとか、「逆転裁判」その他推理系の
アドベンチャーゲームで夜更かししてしまうとか、そういう過ごし方をしてると、すごく楽しくなります。
他人から見れば、ずっと云々考えながら黙ってるので、ただの変な人に見えるのかもしれませんが・・・。
「うみねこのなく頃に」なんかは、すごく興味深い内容で、なぜこの事象が起きているんだろう?この背景はなんだろう?”犯人”はなぜこの行動をとったのか?などなど、
考えているだけでも割と充実できます。
・・・かと言って、特別犯人をピタリピタリと当てるような、そんな奴でもなく、
「金田一少年の事件簿」を読んで、「このトリックはこれがこうで・・・よし、犯人はコイツ!」と思って真相編を読んであっさり外れたり、考えまくった挙句、「まったくわからん」で済んでしまったりもあります。
もちろん、当たったりもしますけどね。
俺がこういう”事件”を推理するにあたり、一番邪魔だと思うのが、”動機”です。
「○○と××が実は恋人関係だった」だの、「△△と□□は実は血の通った兄弟だった」だの、そこから発展した「恨みつらみ」などの話から考えるのは、はっきり言って思考の邪魔になります。
きちんと「起こったコト」そのもの自体に目を向けて、物理的、論理的に考えてから結論を出し、”動機”で肉付けすれば良い、と思います。
暴論かもしれませんが、”動機”なんてものは推理の後からついてくるオマケみたいなもんです。
話は長くなりましたが、”推理”をするにあたり、最強のツールとは何か?それは・・・
紙とペンです。
起こった事象をまず書き並べ、矢印や丸で囲んで関係を結びつけたり、包み込んだり、きちんと図で整理することが大事です。
時にはタイムラインを書いたり、証言をメモしたり、そのメモに根拠となる裏づけを書いたりします。
人間関係や人物相関図は後回しです。個人的な私見になりますが、
「○○さんと●●さん」が仲が良かっただの、悪かっただの、っていうのは、
論理と根拠を積み上げて結論を出す上で邪魔なだけです。
結論を出してから、人物関係で肉付けすればいい、っていう風に考えます。
小説みたいに文章を読み進めたりする上では、ちゃんと図で書くことが大事ですね。
きちんと積み上げが出来ていれば、解答編で「後だしジャンケン」みたいな肝心な情報を最後に出すという「三文小説」でない限り、ちゃんと情報が揃います。
あとは閃くかどうか、論理的に説明できるかどうか、です。
・・・まぁ時々、俺も暴論みたいな結論出したりもしますが(笑)
こうして頭をヒネって考え事したりするのって割と好きですね。
自分が書いたプログラムコードのバグを洗い出すのに、原因を探ったり、
思うような動作をさせるにはどういう工夫が必要だろうって考えたり、
これがこう動けばもっと良くなるぞ!とかそういう作業に似てます。
・・・こういう考えるのが好きな人って、将棋とかチェスが得意とかって
よく聞きますが、俺はどっちも小学生レベルです。
否!小学生の頃から弟とちょくちょく将棋やオセロやってますが、毎回負けます。
勝てる気がしません。相手との心理戦みたいなものはカラッキシ駄目みたいです・・・。