さて・・・話題を変えて。
さらに、ぼちぼち本屋さんをうろつきまわったんですよ。
マンガも小説も、学生の参考書も、色々と。
んで、思ったことがありまして。
「元気になる本」「成功する本」「うまくいく本」「こうすれば人間関係うまくいく本」
「お金持ちになる本」「モテるようになる本」色々ありますよね。
こんなにあふれかえるほど似たような内容、似たようなフレーズ、こんなにあきれ返るくらいたくさんあるのに・・・
なぜうまくいかない人が多いんだろう?
こんなに沢山情報があるのにも関わらず、なぜうまくいかないのか?
・・・で、さらにさらに。
このアメーバのブログでも、自己啓発とか、ポジティブシンキングとか、元気になる方法とか、
俺が最近やってる140字小説でも、「恋愛」をテーマにしたものが大多数だとか、
俺はこれらに対して、共通した傾向が見られるなと思ったんですよ。
その共通した傾向というのは・・・
慰められたい、あるいは認められたい
という深層にある心理が働いているように思えるのです。
誰しもそういう心理が働くのは当然のことで、昔からこの手の本は存在していたし、
今に始まったことじゃないのですが・・・それにしたって、この1つの傾向に対して、
ものすごく情報が集まってるように思えるのです。
この手のハウツー本は、中にはものすごくベストセラーになった本とか、
うまくいった実例も確かに存在するんだろうと思いますが・・・。
果たしてどれだけの人間が活用出来ているんでしょう?
①お金を稼ぎたい、認められたいと思って本を買う。
②本の内容に納得する。実践しようと思う。
③思っただけで終わり。
大概がここで終わってしまうんです。俺もそうでしたし。
何が足りないんでしょう?
実行したいと思っているのに、実行しないのはなぜでしょう?
・・・俺が思うに、なぜ実行しないのか?それは、
所詮借り物の知識だからです。
本を読んで内容を理解する、だけでは足りないのです。
日常の自分の身の回りのものに当てはめて、自分なりに本の内容を租借し、
自分の考えを織り交ぜて本から得た知識を昇華させて、それから実践する。
これが足りてないんだと思います。
大概が、マンガか小説みたいに読んだら終わり、で終わってしまうから、
実践できないのだと思います。
本の知識は、所詮不特定多数へ向けたものなので、汎化したもので、
個人に宛てたものではないのです。
読んだ人個人が、せっかく得た知識をどう扱うかは、その人個人が、
知識を租借し、考えせしめて改めて実行することで、継続し成功するのだと
思います。
本をどう扱うか?本から得た知識をそのまま捨て置くのか?
知識を使うのか?どう使うのか?
それは読者次第です。
知識は毒にも薬にもなります。
繰り返し読んでより深めるも良し、これはおかしいと自分の考えを展開してみるのも良し、自分の経験を元に知識を深めて活用するも良し。
みなさん、本の使い方、考えてみませんか?

