今回は特に引用はしとらんから、自分の考えを書いているだけなので、
気楽に読んで欲しい。
裁判員裁判について、をテーマに書く。
裁判について、市民の見識や見解を裁判に導入する、という思想自体には、俺は賛成してもいいと思っている。
今までの裁判が、なんかおかしい判決だったり、弁護士の精神鑑定要求が必要無さそうなのに、それを実施したり、
引き延ばし戦術をしかけたりとか、有名人の裁判だとなぜか判決が甘甘だったりなど、裁判そのものテーマで争っているというより、全然関係無い部分が争点に含まれてしまってる印象があったのね。
だから、そういう部分を抜きにして、市民がどう考えているか、を裁判に対する今までにないスパイスとして、
導入できるなら、と思って賛成だったのね。
でもさ、押尾事件をはじめとして、判決が軽くなってないか?
裁判慣れしてない裁判員の判断が、甘くなりがちな傾向にあるのかもしれない。
ただ、俺が懸念しているのは、密室で、裁判員と裁判官が判決について話し合う打ち合わせの中で、
裁判官が、裁判員へ入れ知恵をしていないかが気になる。
だって、裁判員は秘密を守る義務があるから。
これを悪用して、入れ知恵してもおかしくないじゃん?
裁判官は、法律のプロなんでしょ?
ああだこうだと言いくるめて、判決を歪めるコトだって可能なんでしょ?
そう考えると確証は無いものの、裁判員裁判の現行の進め方について、疑わしさが出てくる。
秘密として、一生口をふさぐことについて、裁判官が悪用していないか?
それを確かめる判断が出来ないのだ。
俺は、人間の身分だとか人柄だとか、こういうシーンでは何の信用も価値も無いと思う。
ルール的に、きちんと守られる仕組みでなければ俺は信用しない。
裁判官がどんなに偉いとか主張されてもだ、この俺の懸念について説明できなければ
裁判官の身分など俺への説明にとっては何の役に立たない。
・・・と、最近の裁判員裁判の記事をみていて、思いました。