引用元:(読売新聞)「改ざん」地検首脳部が把握・放置…2月に報告
(記事引用)
押収資料のフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたとして
証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者(43)が、
今年2月初め頃、特捜部の当時の大坪弘道部長(現・京都地検次席検事)に対し、
「FDを手直ししてしまった可能性がある」と報告し、
当時の次席検事、検事正にも伝わっていたことが、検察関係者の話でわかった。
地検首脳部が犯罪につながる行為を把握しながら放置していたことになる。
関係者によると、今年1月に開かれた厚生労働省の村木厚子元局長(54)
(無罪確定)の初公判で、弁護側は証明書の作成日時に関する検察主張と、
FDのデータを基に作成されたとする捜査報告書との日付が食い違うと指摘。
その後、前田容疑者がFDに細工したとのうわさが地検内で広がったという。
この事件の、コトの重大さは、村木元局長が無罪になったこととか、その事件でデータが改ざんされていた
とか、そういうことではない。
検察という存在そのものを揺るがす事件だということだ。
証拠をきちんと吟味し、管理し、起訴かどうかを判断する検察が、証拠を改ざんし、
いわゆる、
でっちあげで起訴していたとしたら、
検察のこれまでの事件も洗い出しをしなければならない。
しかも、上司が報告を受けながらも放置していたということは、それは黙認していたということであり、
でっちあげが常態化していたという可能性もあるのだ。
この問題は思ったよりも根深い。検察という組織そのものを揺るがす事件として、注目していきたい。
