今日の早朝、生まれて初めてベッドから落ちた。

今まで布団を落とすことは多々あっても
自分が落ちることはなかった。



普通に寝てたん。
普通に寝返りうってん。

したら、ベッドがなかってん。


ベッドから落ちるのなんか、ほんの一瞬のはずやのに

「やべ!落ちる!」と思いつつ
なぜか「落ちたとだんなさんに思われたら恥ずかしい!」と思ってしまい

落ちる瞬間、正座(笑)。
膝を強打する。

そして、やはり
「だんなさんになにしてるんやと思われたらあかん!」と思ってしまい、

正座した瞬間に
わざわざ目覚まし用に遠くに置いてあった時計に手を伸ばし、時間を確認。
3時17分。


寝ぼけながらも
「私は時間を知りたくてベッドから“降りた”んや」という主張をすべく
ものすごーく頑張った。
すべては、だんなさんに“落ちた”ことを悟られないために。

3秒くらいのできごとだったに違いない。

だんなさんに気づかれないよう
小細工・小芝居をさんざんした後、
ちらりと振り返り、だんなさんの様子を窺う。


だんなさん、爆睡。



私が落ちたことなど、まったく気づいていなかった。
ちょっとは心配してよ(どうやて)。



でも、なんであんなに必死で落ちたことを隠そうとしてたんやろ。
別に落ちても全然恥ずかしくないのに。
無意識に隠そうとした自分が、めっちゃ不思議・・。