けんかには、よいけんかとわるいけんかがあると思う。
こないだのけんかは、わるいけんか。

けんか自体はわるくない。
もめごとが起きたとき、そのもめごとや相手に対して
どう向き合うかが、いいかわるいかを決めると思う。

何かが起きたとき(こないだは、だんなさんが誤って洗濯洗剤をぶちまけた)
私はついつい「何してんねんな(怒)!」とか言ってしまう。
「何をしているのか」→「洗剤ぶちまけました」というのが正しい理論。
起こってしまったことに対して、厳しい口調で「何をしているのか」と言ったところで
それは何も解決しない。
なのに、どうしてだか一言目に出るのは「なにしとんねん」という言葉。

特に、相手が失敗したときは
相手も「やべっ、やってもーた」と思ってるわけで
そこに追い打ちをかけるように、追求する言葉を、しかも厳しい口調で言ったら
相手は萎縮するか焦るか、いっぱいいっぱいになってつい逆ギレしてしまうかだ。

どうやら私の怒り方は、なにが嫌なことなのか、なにが原因で嫌な気持ちになっているのか、
という説明の部分をすっ飛ばして、
いきなり結論の「怒った!」「嫌だ!」というところだけを言ってしまうらしい。

相手にきちんと自分の気持ちを理解してもらうためには
きちんと自分の気持ちを言葉にして伝えなければ
相手にはそんなにうまく伝わらない。

起こった出来事が自分にとってどんな理由で嫌なのかきちんと説明して、
「だから、これから気をつけて」って言わなきゃ、
何が嫌なのかってことは、実は全然わかってなかったりする。
相手は「怒られるからもうしないでおこう」としか思わない。
それじゃあ、形を変えて、何度だって同じことを繰り返す。

夫婦だから、家族だから・・・という形に甘えて
「言わなくてもわかるでしょ、伝わってるでしょ」と
気持ちを言葉にすることを怠れば、どこかで誤解も生じるかもしれない。
だって、夫婦でも家族でも、自分とは別の人間なんだから。

さらに、自分の感情だけで相手にきつい言い方をしたり
ひどい言葉を言うのも、本当によくない。
嫌なことを言ってしまった自分も気持ちよくないし(そのときはすっきりしたとしても)
もちろん相手もいい気持ちになんてならない。思わず拒絶だってしてしまう。

それから、けんかやすれ違いの原因を「もういいや」と流してしまうのも、
なんの解決にもならない。
必要以上にしつこく言う必要もないと思うけど、
言わなくちゃいけないことって、たぶん今自分たちが実際にしている以上に
たくさんあるんだろうな、と思った。

言葉がすべて、ではないけれど、
思いを言葉にすることは、夫婦生活にとってすごく重要なことなんだろうなって
思うようになってきた。

いつもいつも自分の気持ちをちゃんと言葉にできるばかりでもないし、
相手の言葉を冷静に聞けるばかりでもないと思うけれど。
以心伝心、っていうのも確かにあると思うし、
相手の心を言葉がなくてもわかろうとする努力も絶対に必要だと思うけども。

いや~~難しいですね。
カチンときたら、そんなに冷静に言葉選んだり、説明したりなんて
なかなかできないですけどねー。

どうせけんかをするなら、よいけんかをしたいな、と思ったわけです。
意味のあるけんかを。お互いに分かり合えるけんかを。
その場しのぎの仲直りや、適当にあしらってばかりじゃ
いつかお互い爆発しちゃうような気がするんですよね。もしくは、もう諦めちゃうか。
歩み寄りや譲り合いは大切だけど、我慢はよくないし。

やっぱり、いい夫婦になりたいって思うから、
これからもがんばります。