以前は夫のことを
頭が硬いと思っていたけど
今は私の方が頭が硬い。
以前は夫の方が暗くて
私の方が明るかったけど
今は逆だなって思う。
以前は私の方が
自分も含めた家族の栄養管理を
考えていたけど
今は夫が自分と私の栄養を気にしている。
夫が「シッカリしなきゃ」って
思ったのかは謎だけど
色々逆だなって思う。
今は深く考える気になれない。
YouTubeには仏教の動画も
沢山あるけど
死後の世界については
「ホント?」と疑う自分もいて
自分に面倒くさくなってきた。
宗教って特に死後の世界は
誰かが見て来た世界じゃないし
科学的に否定もされていなければ
証明もされていないジャンルである。
物理的に考える事の方が
多くなって来た。
でも、もしお仏壇のご本尊に
助けて頂いていたら申し訳ないから
手を合わせるけど
仏様とはいえ
他人に任せるのは嫌だなって
思ってしまう私もいる。
ここのところは
海外も含めた料理のレシピを
見る事が多い。
明らかに美味しくなさそうな
どこかの国のレシピも
ネタとして見てみたり。
私は今も次女が亡くなった
ショックが強くて
寂しいとかそういう想いにはなれず
涙が出てこない。
「今どこで何やってる?」と
お仏壇に話しかけてしまうくらい
次女の今を気にしている。
心配性になってる感じもする。
一人で二人分の会話が出来るくらい
次女のことは知っている。
でも、その会話って
成長が止まってしまった会話ではないか。
もっと成長していて
「おおっ!いい事言うねぇ!」とか
なってるかもしれないし。
キャラが固定したお年寄りとは違い
成長中の子供が亡くなると
そういう事も考えるんだなって
自分に思った。
私が世界で唯一
恐怖を感じるのは『虫』なのだが
ぼっちだと殺虫剤を持って
鳥肌を立て強烈な恐怖を持参しながら
独りで追いかける。
その後も悲惨で夢に出る日もある。
次女がいたときは
「うわっ!キモっ!」とか騒ぎながらも
怖くはないからと頑張ってくれていた。
そういう事を思い出しても
次女には溢れるような愛しい気持ちが
強すぎるくらい出て来て
寂しいけど
涙が出てくる寂しいとは違うから
涙は出てこない。
生前も次女の後を追うように
体力が無くなって来ていたのは確かで
次女が他界してからも続いているし
抗う気はない。
遠くない未来に会えるから
涙が出てこないのかな?とも
たまに思う。
心霊現象かなって思える事は
時々起きているけど
次女かな?って思うから平気だし
ほんのちょっと嬉しい。
『次女じゃなかったら許さん(炎)』
とか思う事もあるけど。
見えたらいいのにな。
外が寒くなって来たからって
家に虫が入ってくるのは嫌すぎる。