お彼岸って今まで

何をするのか殆ど知らなかった。

 

知っていたのは

お盆ほどでないけれど

ちょっと奮発したお供物をして

お線香をあげる日ってことくらい。

 

我が子の供養のために

お仏壇を持ってみて

夫と私の実家は同じ宗派なのに

「全然違うじゃん...」と参考にならず

自分たちの経験から知っていく日々。

 

そもそも夫や私の実家は

供養する気持ちはなくて

仕方なく仏壇持ってる感満載...

 

 

私の祖父母は本家で宗派が違うけど

ちゃんとお仏壇をみている家でした。

 

祖父がよくお寺のお手伝いとか

自ら引き受ける人だったので

これまた参考にはならないというか

別のジャンルな感じがしている。

 

そして祖父母の家は供養が豪華で

我が家は真似できない...

 

今思えば

祖父は兄弟も亡くしていたので

そんな風にしていたのかもしれない。

 

 

そんなこんなで右往左往な

我が家が教わったのは

スタンスとかより供養の気持ちを

何よりも大事にするっていうこと。

 

仏教になってから色々調べたけど

私が知ってることは

「古い」らしい...

 

ご供養も時代は変化してきているけど

そこは変えちゃダメだよねって納得。

 

だから割とフリー(自由)なので

気が楽だけど少し不安もある初心者。

 

初心者だから「そこから」なのかも?

 

大切な人が亡くなった人の

遺族の精神状態は

お坊さんが一番よくご存知だよなと

時々思う。

 

 

よって

 

我が家のお彼岸は

夫のこだわりの「季節のフルーツ」と

秋のお彼岸といえば

私は「おはぎ」の印象が強かったので

次女のお仏壇にあげました。

 

後からおはぎは私が食べたけど

「次女ってそういえば

 おはぎ好きだったのかなぁ」

と思ってみたり。

 

 

長女がお彼岸中に

お線香をあげに行くと連絡が来たので

「お彼岸を知っていたのか〜」と

言ったら「あたぼうよ」と。

 

今後の供養を気にしていたから

長女も調べていたんだなと。

 

 

夫がステイ先に戻ってから

一人で次女の遺骨を抱っこして

「ママの愛が伝われ〜」と

「色々ごめんね」と

また言っていたのでした。

 

伝わってるといいな。