帝王切開日記 4 入院3日目 | はんことネイルとその他いろいろ

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朝9時過ぎ、一昨日の夜以来の水分を少し取りました。

でも、まだお茶を少しだけ。

それから、ナースステーションに一番近い病室から、一般の病室へ移ります。

前回と同じで、他の部屋よりも広く、トイレもついた部屋でした。

(もちろん個室)



部屋でしばらくゆっくりした後、

やっとやっと待ちに待った赤ちゃんとのご対面。

初だっこができました。


 帝王切開で一番悲しいのは、

 自分の赤ちゃんをすぐに抱っこできないということ。

 普通分娩のママは、出産数時間後には自分で歩いて赤ちゃんを好きな時に見に行ける。

 パパと並んで新生児室の赤ちゃんを眺めることもできる。

 私もダンナも、それが、とってもうらやましかったです。



前回は、点滴をしている間は母乳はあげてはいけない、といわれたのだけど、

今回はなぜか「大丈夫」と言われ、

できるだけ早いうちに初乳を飲ませた方が、

赤ちゃんにも母体にもいいというので、チャレンジしてみました。

傷も子宮も痛いけれど、なんとか座って赤ちゃんを抱っこ。

でも、新生児を抱っこするのも久しぶりだし、おっぱいをあげるのも久しぶり。

赤ちゃんも初めての体験なので、本当にくわえる程度。

でも、それでも良いのだそうです。



昼になり、術後初めての食事。

おもゆと味噌汁の汁のみ。

それでも、食べられる喜び、でした。



午後になり、点滴がはずれ、さっそく立って歩く練習です。

これができれば自分でトイレにいけるようになり、

そうなるとおしっこの管をはずしてもらえるので、

(前回よりも違和感はなかったけれど、やっぱり異物感はあります)

必死にがんばりました。

(夜の甘えはなんだったの?と看護師さんにつっこまれそうです)


「食事もとったし、歯磨きしてみましょうか」

との助産師さんのお言葉。

点滴をぶら下げる棒(名前なんていうのかしら)につかまりながら、

一歩一歩、ソロソロと足をだし、洗面所(部屋の中)まで歩きます。

痛みをこらえながら。

足よりも腕で体をささえながらの歯磨き。

なんとかできました。


「次は、そのままトイレにいってみましょう」

やっぱり痛いけれど、同じようにゆっくり足をだしながらの移動です。

トイレのドアが異様に重いので、開けるのに苦労しましたが、

(開けるときはお腹に力が入るのだと、このとき知りました)

やっとの思いでドアを開け、便座に座ることに成功。

用は足さず、そのまま立ち上がりベッドに戻ります。


ものすごい時間はかかりましたが、成功しました。


ベッドに戻って少しの休憩。

まだまだ自力で起き上がるのは無理で、

ベッドの背もたれを電動で起こして、やっとこ起き上がれる状態でしたが、

1つ1つ自分でできることのうれしさを改めて感じた日でした。


おしっこの管をはずしてもらい、しばしの休憩。

すると、看護師さんの声。

「赤ちゃんが泣いているので、授乳してみませんか」

部屋につれてきてもらうことも出来ましたが、

出来るだけ動いたほうがいい、というので、

(といっても限度はありますが)

歩いて新生児室までいってみました。

(やっぱり点滴で使用していた棒につかまりながら)


ベッドに横になっている状態から立ち上がるまでは激痛ですが、

歩き出すとだいぶ楽になります。


授乳に行くことを伝えたときに、

「本当に大丈夫ですか」と聞かれたのですが、

実際に歩いていくと、助産師さんも看護師さんも

「ホントに来たよ~」という目。

「つい先ほどまで痛いと大騒ぎしていた人間がもう歩いてるよ」と言いたげ。

手術の翌日に、歩いて授乳しに行く人は、あまりいないみたいです。


なつかしい授乳室。

なつかしい石鹸の香り。

せまい部屋にいすがならべてあるだけなんだけれど、

この部屋は、とても幸せな気分にさせてくれます。

だから早く、この部屋で授乳がしたかったのです。


石鹸で手を洗い、授乳の準備。

赤ちゃんのオムツを交換して、体重をメモして、授乳。

げっぷをさせて、また体重をはかり、どれくらい飲んだかを看護師さんに伝える。

オムツの確認をしてベッドに寝かせ、看護師さんにお願いして部屋を出る。


これが、この産院の授乳の仕方です。

母子同室になるまで、この授乳方法は続きます。


赤ちゃんを抱っこできたことと、

立ち上がり歩くことと、

授乳が始まった、というのが、出産の翌日の出来事でした。