息子をだっこして近所を歩くようになると、
いつも歩くことのなかった場所に
素敵なところをいっぱい発見する。
へえー、こんなところあったのか・・・と。

近所に古いお寺の跡地があって
横は通っていたけれど
小高くなったお堂のあった場所に初めてあがってみた。

わぁ
これは素敵・・・
空が広く丸く見えて
息をのんじゃった。
空って特別ひらけたところや
高い場所でしか大きく見えないと思ってた。
違うのね。
すごく開けた場所ではないけれど、
ここは美しい。

こういうところって不思議で、
大きなものの中の小さな存在を
鮮やかに感じる。

大きな空の下のわたし、
それから息子。
古い歴史のある、おそらく多くの人が立ったこの場所、
新しい命のわたしと息子。

継続していくもの、つながっている何かをおぼろげに感じてる。

空が夕暮れの明るい青、
流れる雲が金色に縁取られた白、グレイのいろいろな階調、
いちばん早い濃いグレイの雲は古代魚みたいな形。

美しいねえ、世界は美しいね。
早くこんな景色を見てもらいたいよ。
息子は私の胸によりかかってぐっすり。