昨日の記事で友人Tちゃんのハンバーガー
セットは優秀な栄養食の屁理屈について書いたが、これと他のブログでの記事でもう一つ思い出した事がある。
私が、この国へ移住した当時、お寿司と言うのは、(ド田舎町と言うのも手伝い)ものすごく気持ち悪がられる日本の野蛮食の一つであった。 今でこそ“Sushi”は、その名を世界に広めるようになったが、そこに付きまとうイメージも変化してきた。
まず、生魚
?気持ちわるっ!野蛮! しかも何この巻いてある黒いカーボン紙?!(実際に言われた事)と言った具合から、
“Sushi”、それはちょっと高級なイメージを持つ日本食
となる。 日本食と謳いながら、あまり日本食ではないBe○i○anaの鉄板焼きと並び、デートに取り入れられたり、高校生のダンスパーティー
の前のディナーとして日本食“Sushi”レストランは一世を風靡した。
そこからは鳴く鳥を落とす勢いで、あちこちのショッピングセンターにテークアウト的な怪しげな“Sushi”バーが誕生していき、そのイメージは、“Sushiは健康的な食べ物”と変化したんである。
が、ちょっと待て!と言いたいのが、確かに日本の寿司であれば、ご飯に巻いて(握って)あるもは最低限の味付けをした野菜や海鮮類で健康的だ。 が、“Sushi”に限っては、もう寿司の元を離れて一人歩きを始めている新しい食べ物と言っても過言ではない。
何せ、巻いてある物は、マヨネーズやクリームチーズやら何らかのソースを筆頭に揚げた天ぷら、カニカマや、照り焼きチキンにアボカド。“Sushi”によっては、更にパン粉や天ぷら粉をまぶされ“揚げられ”ていたりする。
これ、何か違う。と、思うのは、私だけではないはず。 そして、ネットを閲覧していると、“驚異の事実! Sushiのカロリーは、実はハンバーガー並!”と言った、なぁ~にを今更、当たり前だろ、、な、ニュースを目にする。 それでも西洋人は日本食を健康的だと信じたいんである、我が家の西洋人、旦那も同様。
彼は、“Sushi”レストランに行くと、決まって、“Sushiは健康的だろう? 沢山食べられていいな。”と、喜ぶ。 ちなみに、家でたまに手抜き夕ご飯で作るお好み焼き(めっさ粉モン)も日本食であるが故に、健康的だと信じている。 まぁ、キャベツたっぷり入っているしなぁ、、うっかり、“ほぼ炭水化物
”などと言って、じゃぁ食べない!と言われても困るので、敢えて何も言わない事にしている。
そして、私がお弁当を拒否する日などは、“健康的”と言うのを理由に同僚と山ほど“Sushi”をテークアウトし、その写真を送ってくるが、正に揚げ物ばかり巻かれたものばかり。 “チャイニーズのテークアウトよりは健康的だろう?”とか言われても。。。 いや、例えMSGたっぷりでも揚げてあっても“Sushi"よりは野菜が、そこそこ取れるチャイニーズも良いと思うよ、、、などとは、やはり言えないんである。 だって、うっかりそんな事言って、この先、例え“寿司”ではなくても、“Sushi(それでも、一応日本食)”を食べられなくなる事は避けたいんだもん。
まぁ、Tちゃんと言い、旦那と言い、人と言うのは自分に都合の言い事だけを信じていたい時もあるのだと、そして、ハンバーガーだろうが“Sushi”だろうが、たまに“罪の意識”と言う極上のスパイス
と共に飲み込むと言うのは、あれやこれや健康ばかり意識して食べていくよりは楽しい事である、と、私は思う。