お嬢の仕事を引き継ぐと言う事で、何だか仲良くなりワイワイきゃいきゃい隣の席で女子会を繰り広げていた、ネーさんとお嬢。 


基本、私は極度の人見知りプラス面倒な人間とは関わりたくないと思うタイプで、ハー坊と言う優秀な跡継ぎを手に入れた今、彼女ら2人が仲良くオフィス環境を悪化させていっても、最悪、もう1人くらい助手をつけてもらい(それが再度叶ったビーちゃんの存在である)、自分とハー坊の仕事がきっちりまわれば良い、と、考えていた。


が、ネーさんはさすが自分の人生経験から案外あっさりと(こちらの後 、2週間以内には)、お嬢の言う事を信じて一緒に行動していると、仕事が終わらない、彼女は信用するに値しないと、気がついた。 気がついたのは良いのだが、彼女は我が在住国国民にしては、懐が深く、一昔前のノーと言えない日本人に似た性質を持つ人であり、一度心を許してしまった、お嬢に、頼まれた事やら言われた事をダメだと言えず、その呪縛に苦しめられる事となった。 


この2人の関係が良いままであり、私やハー坊に迷惑が掛からなければ良いとは思っていたものの、根が真面目で、相談相手もおらず、困り果てているネーさんを放っておくわけにもいかず(注1)彼女に、仕事など困った事がないか探りを入れてみたところ、想像以上に深くお嬢の爪はネーさんに食い込んでいた事が判明した。 


この優秀で真面目な新人2人が揃って入社してくれたのは、とてもラッキーな事で、特に私は、これで、お嬢がまた何かを言い訳に欠勤しても、彼女の仕事をカバーしなくて済むと、心の底から喜んでいた。 その2人に、悪影響が出る様な事だけは避けたいと言うのが、ただただ私の願うところで、ハー坊だけは直上司と私の元で大事に庇護していたのだけれど、正気に戻ったネーさんがひたすらお嬢と言う爆弾の矢面に立っている事を知った時、私はお嬢と全面対決に出る事に決めた。


全面対決と言ったところで、別に彼女を槍玉に挙げるとかではなく、ただただ彼女の言動に目を配り、ネーさんやハー坊を長々とお喋りに付き合わせたりする時には、さりげなく割って入ったり、マネージャー気取りで自分の言う通りに仕事などを進めようとしたり自分のやりたくない仕事などをまわりに押し付けようとすれば、それは適切ではない、彼等の仕事ではないと口煩く喚いてやっているのだ。 

結果、ネーさんはお嬢の呪縛を逃れ、私を頼るべく同僚と見なす様になり、本来のやり方で仕事をまわせるようになった。 その事実をお嬢はもちろん気に入らない。 


そして、先週、お嬢は、新しいターゲットをビーちゃんと決めたのである。 何かと彼女をお喋りやお茶に誘い、彼女を自分の下につけようとした。 が、あっけなく、彼女は君の部下じゃないと直上司に撥ね退けられ、とうとう、そんなのフェアじゃない。 このオフィスで一番仕事が出来、がんばっているのは自分なのに、誰も自分を認めない、○○(私)ばかりズルイと爆発したようなのだ。 


ようなのだ、と、言うのは、私は半休で、その場におらず、爆発したお嬢を押させるのに大変だったとネーさんから電話で報告を受けたからだ。 私は誰の上司でもなければ、そんな特別なお給料ももらってはいない。

ただただ、自分が育ててきた仕事をきちんとまわしてもらえる人に渡し、新しいポジションに移り心静かに仕事がしたいだけだ。 そのために、皆がお互いに悪影響にならずに仕事がきれいにまわるように環境を整えておきたく、だからこそ、新人2人がやってくるまでは、お嬢の傍若無人っぷりにも一応仕事がまわっている限りは、ひたすら耐え、例え、彼女が何らかの理由で仕事に来ず、自分がカバーする事になっても何も言わなかっただけなのだ。 


ズルイと言われてもなぁ、と、しか言いようがないのだが、まぁ爆発してしまったからには仕方がない。 オフィスの環境、仕事を守るため、自分がお嬢の矢面に立つ事に決めたのだから(注2)、何とかするしかないのだろう。。。。 


明日は決戦の月曜日2。 果たしてオフィスの平和は守れるのだろうか。



注1: ネーさんが来る前までは、お嬢のターゲットは私だったのだけれど、私もいかんせん彼女の自己中、ドラマクイーン っぷりに愛想がつき、説教する気すら失せ、大分前からなるべく関わらないようにしていたため、私よりも優しいネーさんがターゲットになってしまったと言うのもある。 その上、ネーさんは最初、お嬢の言う事を信じ、頼りにし過ぎていたため、私とは距離をとっていたため、何かがおかしい、、おかしいが、どうしたらいいのだろうと言う泥沼にはまる事となったようだ。


注2: もちろん、私が単独で行動しているわけではなく、彼女の困った行動は上にも報告済みだ。 その上で、ネーさんが、これ以上、お嬢に振り回されないよう、図太い私が彼女の切り札を買ってでているんである。