とうとう、この日がやってきた。 年の一度の定期健診
の日だ。 予約は正午。 全ての検査を一度で終わらせるために、昨日の夜7時から水以外は何も口にしていない。 歳を重ねるごとに増えていったコレステロールは、数年前からの、これでもかーと言う食事制限
と運動
にて、どうにかギリギリ許容範囲内。 なので、私にとっては、この日は正に真剣勝負
。
11時50分にオフィスへ着き、受付を済ませて待つ事30分、よーやく名前を呼ばれる。
身体測定後、数々の質問に応え、先生から、下着を残してガウンに着替えるように指示される。。。 しまったーーー! 血液検査ばかりを考えていて、服を脱ぐ事を忘れていた。 よりによって今日は、(はーなきん、花金!と浮かれて選んだ)真っ赤な下着。 淡いブルー(で、パッドの入っているやつ)とかにすればよかった。 まぁ、先生だってナースだって、毎日色んなもん見てんだから、貧弱アジア人の派手下着姿なんて気にしないよねと、無理やり気分を上げる
。
一通り、検査を終えて着替え、先生に、血液検査のために、昨日から何も食べていないんです!と伝る。 先生、“あれ? 今日ここで受ける? 君の保険、○○でやると100%カバーされるよ、そっちでやったら?” いやです! なんのために昨日から絶食してるのだと思っているのですか? ここまできて、他で予約取り直せなんて殺生な! と、無理やり血液、尿検査表を出してもらう。 外で召還される時を待つ。 ナースに名前を呼ばれた。
緑のアイシャドーのなんとも不自然素敵なでっぷりぽっちゃりナースに両腕を差し出すよう言われる。 しばし迷った後、とりあえず右に決定。 ぎゅうううーっと縛られ手をグーにするよう言われる。 実は、私、かなりの注射嫌い。 気合を入れて血液検査には挑むもの、毎回注射の度に血の気が引く。 よりによって今日は気温が低く、しかも、病院はクーラーで寒く、プラス絶食と恐怖によって私の身体はもう氷のように冷たくなっている。 ナース、私の腕を叩き血管を見極め一気に針を刺す。 いたいっ! 血が血管から出てくるのを拒んでいるのが素人にも分かる。 しばらくして、“失敗したわね、、針も太すぎたわ。 あなた、手が冷たくなってるけど大丈夫?”。 もう、この時点で、指先も顔色も真っ青、さすがの看護婦さんも悪いと思ったか、左に変更する時には、更に時間を掛けてぺちぺち叩き血管を見極め、冷たく縮んだ血管用に細い針を用意して再度挑戦
。 上手くいった
! 細い管を通って血が容器に流れ込んでいく。
よーやく全てを終えオフィスに戻ると、お嬢は、三箇所(一箇所は予防接種)綺麗に絆創膏を貼られた私の腕を見て事情を察し(お嬢は、私の針嫌いを知っている)“あなたが泣いて電話してきたら、迎えに行ってあげたのに!”と(笑えないジョークで)大笑いした
。
なんにせよ後は結果を待つばかり。 19時間絶食後の飯は旨い!