母の持ってきてくれた、ベビーフットあしなるものをハワイ旅行の前に向けて週末に試してみた。 母は滞在中に試して、日に日に剥けていく皮を自慢げに、 “ほら、見て! すごい、みてぇ~!”と、べろべろやってくれ、非常にありがた迷惑だった。。。 

しかも、皮がそこらへんに散らかるのを防止するため、靴下を常に履かせていたにも関わらず、母が帰った数日後も、絨毯やタイルの、あちこちで皮が発見されたのは娘を寂しがらせまいと言う心遣いか、母よ。。。


私の足は、踵部分が子供の時より非常に硬くひび割れやすいタイプなので、“どーせ、こんな市販品に、そんな威力はない、上手くいくまい”ダウンや、 “これだけ硬ければ、つるんと赤ちゃん踵になるんではないか”アップと、色んな期待を持ちつつ、わくわくモード音譜で、薬品足袋(?)に両足を突っ込んだ。 


次の日、、足をチェックすると、指の間の皮がむけ始めている、、が、肝心な踵部分には大した変化なし。 まぁ、これくらいなら大丈夫かな?チョキと思い、夕方ヨガに行き、先生が来るのをのんびり待っていた。 が、先生が部屋に入って電気をつけた途端、 “ぎゃあぁあああ、みないでぇええー!”と、心の中で悲鳴を上げパニックに陥った。  朝、指から剥けた皮はどんどん足の甲と横部分のほうへと移動していき、気づかずうちに、どう見ても、 “感染しそうな皮膚病に冒された足”のようになっていたのだ叫び。。。 おかげで、クラスのことはあまり覚えていない。 足を上げたりするポーズも、先生の目が気になって集中出来ず、ただただ時が過ぎるのを待ち続けた。。。。 


数日経った今、かくて、汚い足あしを強制的に見せて歩いた母を習いパンチ!、私も旦那に、“気持ち悪いもの、見たい? とっても後悔すると思うけれどみたい?”と、わざわざ好奇心を煽るような物言いにて旦那に我がずる剥け足をご披露した。


私の足を見た旦那は即座に私に靴下なしで家の中を歩く事を禁止、気持ち悪いだのなんだの言いながら怖いもの見たさで何度もチェックしては悲鳴を上げている。 もっとも、旦那よ、私だって靴下なしに歩き、床を汚したところで掃除するのは結局自分だと分かっているので、そんな馬鹿げた真似はしないのだよ。 

我が足ながら、ほんとに気持ち悪い。 目隠し目のためにも靴下は手放せない。 

今日なぞ、うっかりストッキングを履いて出社したところ、靴を脱いだら(会社のデスクではクロックスに履き替えている事も多い)、ストッキング越しにズル剥けの指と、剥けた皮が、目に飛び込んできて失神しそうになったショック!。 やはり隠すためにも、皮を撒かないためにも靴下だ。

それに、靴下を履いていたって、歩く度、靴下と足の間に枯葉などが入ったような感触が足の裏全体に広がる。 


それで思い出したのが、17年ゼミ。 以前住んでいた町では、17年毎に大量発生するセミがいて、私が住んでいたちょうどその時期に運が良いのか悪いのか、その経験をした。 その時、町中に迷い出た脱皮中のセミや飛んでいて落ちたセミがひしめき、それこそ足の踏み場もなく踏んで歩くしかなかったのだ。 今、私の靴下の中の感触と言うのが、ちょうどあの時の感じにそっくりで、更にやるせない気分になる。 


大体、ハワイの前に一皮剥けてみようとやってみた、このベビーフットに、ここまでやられるとは自分でも想像してはいなかった。 ほんと、どこまで汚いんでしょう、我が足よ。。。 そして、どこまで綺麗になってくれるのでしょう、我が足よ。 楽しみにしてますよ。