知りあって日の浅い人と大人数でご飯を食べていて、少しばかりお酒を飲んだりして気心が知れてきて、だけどその人が「私、○○って嫌いなんですよね」という言葉を放ったとたんに、近づきつつあった気持ちが離れてしまうことがあります。

別に私のコトを嫌いと言われたわけではありません。
ただその○○が、私にとって大切に思うコトにかかわっていたり、そういう類の話です。

いまさらその事実を告げれば場の雰囲気が壊れてしまうし、まぁ、それほど深い意味はなさそうだったので忘れてしまえばいいのだけれども、この先はどうしようかなぁ……と、またウジウジと考えてしまったりする。

きっと私は人づきあいが下手なのだと思う。

話は飛んで、
よくアンケートの選択肢で、「好き」「どちらかというと好き」「どちらかというと嫌い」「嫌い」というのがあるけれど、「どちらかというと」というぐらいに曖昧なら、「嫌い」は選ばずに、「好き」のほうを選べる人でいたいなぁと最近よく思う。

これだけ世界が狭く、複雑になれば、自分の嫌いなモノが思いがけなく自分の好きなモノにかかわりを持っている可能性も大きい。その矛盾に気づいたとき、自分も苦しいし、そんなコトで好きなモノを嫌いになるなんて悲しすぎる。

「嫌い」という言葉を使うのは、最後の最後でいい。それだけで世の中、少しは丸くなるような気がするのです。