銭湯論
さっき、むしょうに銭湯に行きたくなったので
家の近くの銭湯に行ってきました。
最近気づいたことですが、僕は銭湯好きです。
家で入るお風呂は面倒臭いし、どっちかと言うと嫌いなので
お風呂自体は好きというわけではないです。
実際、銭湯に行っても湯ぶねに浸かっている時間は割りと短いほうだと思います。
僕は銭湯という空間が好きなのです。
例えば、木製のロッカーとか、番台の高さとか、
富士山とかがよく書いてある壁画とか、
昭和の歌謡曲っぽい音楽が流れているところとか、
何か、そういうものをひっくるめた昭和の空気感がたまりません。
(実際は明治か大正なのかも知れませんが、そこは大体で良し。)
正直に告白すると、ちょっとカビ臭いところとかも好きだったりします。
少しいとおしいくらいです。。。
さっき行った銭湯でも、昭和の歌謡曲っぽい音楽が流れていたので
帰り際に番台のおばちゃんに
「これは有線のチャンネルか何かですか?」
って聞いたところ、面倒臭そうに
「知らないよ。」
って言われましたが、そんなおばちゃんさえも好きです。
お風呂に入るという行為が、銭湯に行くことによって
僕の中でエンターテイメントに変わる。
温泉も良いですが、個人的には銭湯の空間の勝ち。
そして、僕は銭湯を趣味の一つに追加したのでした。