ネットのあした
今週は
~ネットのあした~
『モバイル検索に隙あり』
という記事について書きます。
昨年10月よりケータイ各社が検索窓をネット接続のトップ画面に取り入れ、
それにより、勝手サイトの数が増え、公式サイトの価値が下がるだろうと予測されています。
この予測は間違ってないと思いますが
ケータイ検索の精度が悪いとなると説得力に欠けますね。
『モバイル検索に隙あり』というのは、この精度の隙を意味しています。
GoogleモバイルでもYahoo!モバイルでもケータイで検索をした時に
パソコンだったら検索結果の上位に表示されるはずのサイトが
出てこなかったという経験をしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
ケータイ検索にはパソコン検索の常識が通じない理由としては
①ケータイサイトではリンクを互いに張る習慣がないこと。
②ケータイ向けサイトがパソコン向けサイトと比べて数や情報量が少ないこと。
③ケータイ向けサイトはパソコンからのアクセスを拒否する設定にしていることが多いため、クローラーもアクセスできない。
などの理由が考えられます。
このあたりの問題を克服したり、あるいはモバイルに独自の方法を持ち込んだりすることで
いずれはモバイル検索が確立されるかと思いますが
それまではまだ公式サイトの影響力は大きいでしょう。
(PCのYahoo!のトップページのように)
とりわけ、ケータイのような小さな画面では
パソコンと比べて一度に得られる情報量が少ないので
プッシュ型の情報サービスの方が便利だったりしますからね。
ちなみに、NTTドコモの提供しているドコモ検索の検索結果上位には
公式サイトが優先的に表示されるようになっています。
まだまだ公式サイトは強いんですね。
おわり。