新年度! | TINY野郎のブログ

TINY野郎のブログ

PC-6001、MSX、ぴゅう太など、昔のPCが大好きな人のブログ。

お久しぶりです。

3月は、ほぼ一ヶ月間、休暇を取っていました。

職場の若い部下たちは、ここぞとばかりに、
長期の海外旅行に行ったりしていたようですが、

もう完全にオヤジな私は、
地元を散歩したり、映画を見たり、
のんびりと過ごしていました。



さて。

そうこうしている間に、4月になり、
私の会社にも、新入社員が入ってきました。

部署へ配属された新人は3名で、
そのうちプログラマーは2名でした。

私の同期は15名もいたので、
その頃に比べるとかなり寂しいですが、
それも時代の流れでしょう。

そんな彼らと、
入社式の後の懇親会で話をしてきました。

プログラマーの2人とも、
いかにも最近の理系の若者という感じの、
おとなしい草食系男子でした。

ギリギリ昭和生まれではありますが、
「初めて触ったPCがWindows」という世代です。

自分でプログラムを覚えなくても、
PCは最初から何でもできる状態になっていますし、
便利なソフトはネットでフリーで落とせる時代です。

そういう環境で育ってきたにも関わらず、
あえてプログラマーを目指すとは、
なんて奇特な……じゃなくて、
本当に偉いなあと思います(笑)



今思えば、二十数年前、
PC-6001が現役だった頃のPCのほとんどは、
電源を入れるとBASIC画面が起動していたわけで、
これはつまり、ユーザー全員を

「プログラマーになりませんか?」

と、勧誘しているようなものです。

「ああ、じゃあ、ちょっとだけ…」

と、その勧誘にひっかかってプログラムを始めて、
そのままどっぷりとハマってしまった人も多いでしょう。


私もそうですが、
当時は、たとえ小学生でも、
PCさえ持っていれば、
誰でも簡単なBASICプログラムは組めたような気がします。

むしろ、お金がなくてソフトが買えない子供だからこそ、
ベーマガを買ってプログラムリストを打ち込んでみたり、
自分でゲームを作ってみたりすることで、
必然的にプログラムの知識を蓄えていたのかもしれません。

今のように便利な世の中ではありませんでしたが、
プログラマーを養成するという意味では、
とても良い環境だったと思います(笑)



ここ数年、プログラマーの新卒面接を行うと、
エントリーシートの「プログラム経験」の欄に、
「C++ 3年(あるいはそれ以下)」
と書いてくる人が圧倒的に多いです。

それはすなわち、
「大学(専門学校)に入ってから授業で触った」
という人がほとんどだということになります。

プログラミングというものに触れる機会が
昔に比べて高年齢化しているのです。

そして、これは私の個人的な印象ですが、
そのたった3年間の経験で、
プログラマーとして採用されるくらいの
実力をつけた学生というのは、
大抵は優等生だったりします。

学生時代はひたすらプログラムの勉強をしてました、みたいな。
趣味はゲームです、みたいな。
お酒はほとんど飲めません、みたいな。
(あくまでも、個人的な印象ですよ!)


彼らは、仕事はすぐに覚えますし、
上司の言うこともよく聞きます。


ただ…



なんかつまらないんですよね…



上司に歯向かったり、
密かにデカいことを考えていたり、
人と違う考え方をするような人材というのは、
会社に新しい風を吹かすためには必要だと思うのです。

かといって、
毎年数人しか採用していない現状では、
いくら個性的でも
プログラマーとしての実力がない人材を
ゼロから育てるような余裕もありません。

ある程度の実力があって、かつ、
個性的な人材というのは、
年々減って来ている気がします。

…他社に集まっているだけかもしれませんが。



そんなわけで、
新入社員が入ってきたばかりではありますが、
明日は早くも2011年度入社予定の新卒面接に行ってきます。

優等生は放っておいても誰かが採るでしょうから、
ちょっと尖った、個性的な学生を探してきます。

会社のためにも。

業界のためにも。

そして、自分が刺激を受けるためにも。