伊坂幸太郎原作、濱田岳、瑛太主演の「アヒルと鴨のコインロッカー」を観ました。


大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、引っ越し作業中に河崎と名乗る男(瑛太)に声を掛けられる。
彼の部屋に呼ばれた椎名は、彼から「一緒に本屋を襲撃しないか?」と誘われる。
同じアパートに住むブータン人のドルジに広辞苑をプレゼントしたいためだ。
最初は断っていた椎名だが、河崎になぜ買ってではなく盗んでプレゼントするかなど巧く話に乗せられ
結局本屋の襲撃に加担するはめに。


前半はコメディタッチで描かれ、後半はシリアスな展開にガラリと変わります。
原作を知らずに観ると、後半のトリックになかなか楽しめるんじゃないでしょうか。
ただ、ペットの虐待シーンは動物好きには目を瞑りたくなります。僕もあれは演出で本当にやってないとわかってても、ちょっとキツかったです。
あと、疑問に思う点もありますがネタバレになるので今回はスルーしときます。

とりあえず瑛太が役にうまくはまってて、濱田岳も和みキャラでキャストのチョイスはグッジョブです!

因みに作品のキーとなるボブ・ディランの「風に吹かれて」を覚えてしまいました。


賛否両論のある作品かもしれませんが、僕はなかなか良かったと思います。