「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督のウイルス感染ホラー「28日後…」の続編「28週後…」を観ました。
ダニーボイルは今作では監督を降り、製作総指揮として参加してます。


前作の感染すると即座に狂暴化し、人を襲い始めるRAGEウイルスパニックから逃れたドンと妻のアリスを含む5人の生存者は郊外にあるドンの家で隠れて暮らしていた。
ある日、一人の少年を助けるが少年を追って来たウイルス感染者たちがドンらのいる隠れ家の壁をぶち破り彼らを次々襲う。
なんとか二階へ逃げた少年とアリスとドン。
しかし少年を感染者から助けようとしたアリスを残し、ドンは一人逃げ出してしまう。

それから28週後、ウイルス感染者たちは餓死していき
アメリカ軍の援助もありロンドンにようやく安全宣言が発表される。
保護地区で暮らしていたドンは、旅行中で今回のパニックから難を逃れていた息子のアンディと娘のタミーと再会する。
そして母親のアリスがどうなったかドンはアンディたちに話すが、アンディたちはドンに黙ってドンらが隠れていた実家へ向かう。
そこでアンディはアリスを見つける。
しかし研究所で検査を受けたアリスは紛れもなくウイルスに感染していたが、何故か発症はしていなかった。
そしてアリスの生存を知ったドンはアリスと面会しキスをした瞬間、ドンはウイルスに感染し次々と人を襲い一気に保護地区はパニックへ。


ん~、前作に比べるとやはり微妙にトーンダウンしてますが、ウイルスに感染はしているが特異体質による免疫で発症しない保菌者が現れる設定は良かったと思います。
しかしそれをあんまり活かせてないのが惜しいなと思いました。

それにしてもウイルスに感染し狂暴化したドンのしつこさには笑ってしまいました。
アリスを襲う(目の玉指圧)シーンはホント痛々しいというかここが一番グロいです。

因みにこの映画に登場する感染者たちは一度死んでいるゾンビではなく、あくまで生きた人間がウイルスに感染し狂暴化した状態なのです。

なんだか今回はラストも中途半端だったし、もしかしたら続編を視野に入れてるのかな?
もしそうなら「28ヶ月後…」に期待。


あと、ついでに観た「アイアムレジェンド」は予想以上に最悪でした。
重要な描写が省かれすぎだし、これはウィル・スミスが余程好きじゃないとキツいです。
この映画が好きな方がいましたら、すみません。