昨日のブログの続きから今日まで、なんだかいろいろな文化に触れる機会がありました。
しかも普段の生活でならあまり触れることのない、ハイレベルなものばかり

凡人の花樹らしくないここ数日のレポをお送りしましょうw
まずは生け花。
こちらは会社の方で先月から始まった講習の一環として、池坊の北海道でも有名な先生をお招きしての講習も始まるので、どんなことをしていくのかというデモンストレーションを見せて頂きました。
池坊は展覧会は見たことはあったけれど、活ける過程はもちろん見た事が無く…
っていうか、生け花に関しての知識自体がほぼ皆無なので、どんなものやら興味深々で拝見させて頂きました。
デモを見た率直な感想。「なんだ、これは…」
とにかく圧倒されました。
同じ花を使っているのに、花屋が作る作品とは全くかけ離れた世界。
初めて見るものに何が分からないのかも分からなくて質問すらできない状態でした。
空間も含めてひとつの作品になる。
見てみて初めてその意味が分かります。
写真は撮ってきたけど、その空間美まで写せないのですよ。
まずはこれから教えてもらう基本中の基本の形。
写真だとのっぺりとしか写らないけど、奥行き感が凄いんです。
使っている花材はアカメヤナギ7本とリンドウのみ。
この形にするために枝を「矯める」という作業をするのですが、まずそれにびっくり。
バキッて、折れるか折れないかのところまで折っちゃうんです。
そしてこの絶妙な角度に持ってくるという。。。
ワタシ的にかなり衝撃的でした。
こっちは花屋でもアレンジを作るときに使うオアシスをつかった自由形の作品。
使用花はカラーとゲイラックスとオクラレウカ。
シンプルなのに魅せます。
横からひょろんと伸びているオクラレウカという葉は中にワイヤーを入れてこんな形になってます。
最後に大きな作品をひとつ。
使っているのはほんとに僅かな花材のみ。
これも空間がほんとに美しく使われていました。
生け花って本当に奥が深いです…。
デモを見ていたら、もしかしたら私は生け花は好きじゃないのかもしれない。とも実は思ったりもしたんだけど、衝撃を受けたのは確かで・・・。
とりあえず私はこれから生け花もお勉強してみようかと思います。
こんな機会めったにないもんね☆
吸収できるものは全部吸収したいです。
そして文化の日の今日は母と二人でお互い始めてのクラシックのコンサートに行ってきました

札幌交響楽団の演奏だったのですが、札幌信用金庫主催のコンサートで全席自由席2500円というお安いチケットでした

こんな価格でKitaraの大ホールで札響のオーケストラが聞けるとは思っても見なかった…。
情報下さった母の友人には大感謝です☆
初めての生オケ。
感動しました!!!
ヴァイオリンがこんなに細くてきれいな音を出せる楽器だって知らなかった…。
ファゴットの音色にも感動。
CDじゃ音の聞き分けができないけど、生で見たら分かるものなんだねー。
芸術には疎い母ですが、すっかり生のオーケストラにハマったご様子。
でもやっぱり芸術に疎い母。
「あのギターの音が素敵だったね!」と興奮気味に語ってましたが…。
もちろんギターではなくヴァイオリンの間違いです。
期待を裏切らずやってくれる母なのでした。。。
帰り道に通った中島公園の紅葉がきれいだったので思わずパチリ。
水面に移る紅葉樹がとてもきれいでしたー

感動しまくり、癒されまくりの素敵な休日を過ごさせて頂きました。
やっぱり芸術は生で見るのが一番ですね。