地震情報は欲しいけど、一日テレビにしがみついてるのも何だな…と思ってようやく部屋に戻ってきた花樹です。

なんだかもう、なんと言っていいのやらさっぱりわかりません。

札幌にいて、こうやって普通に暮らしてるのもなんだか申し訳なく思えてきちゃいますが…。



vs.自然の威力には到底人間は敵わない。
そして起こったことは事実で、どんなに辛いことでも事実は受け入れなくちゃいけなくて、動かないことには何も変わらなくて、そこにはほんの些細な小さな努力も含まれていくわけです。

たとえば被災地で苦しい状況でも耐えること。
たとえば被害のない地域で笑って暮らすこと。
普通の生活を送るだけでも何かの役に立っていると思います。

正直私は何もできるわけではないけど。
それを背負い込まないで普通の暮らしというものを全うしたいと思うのです。

私なりの解釈だけど。





実は会社の学生バイトの子が今帰省中なのですが、実家が気仙沼近くの離島だそうで、今まだ連絡がとれていません…。
どうか無事でいてくれますように…。




地震の余波は思わぬところでさっそく出てきました。


昨日婚礼予定だった方がいるのですが、ご新郎さまが自衛官の方で被災地に行かなければならないということで急きょキャンセルに。

…こういう場合申し訳ないけれどキャンセル料っていうものがかかってしまうのです。
商品は出来上がっちゃってる訳なので…。
営業もどうしようか困り果てて、とりあえず新婦さまとの打ち合わせに向かって行きました。



そして来週には彼岸入りだったけど、花が入って来ないことは確定。
輸入の花は全く入荷は見込めず…。
市場への出荷量も50%程度入るかどうかだそうです。




それでも入ってる結婚式。
装花に必要な花も手に入るかどうか怪しい感じです。


あまりにも自分勝手で腹が立ったので書いちゃうけど、某ホテルにはうちともう一つの2つの花屋が競合して入っているのですが…
向こうの花屋が「来週の婚礼分の花の調達ができなさそうだからそちらに回したい」と言ってきたそうです…。
そんなのこっちも一緒だよ!!!
むしろこっちの方が抱えてる会場数が多いんだから!!!

どうするかは営業の判断になってしまうので、もしかしたら回ってくる可能性もあるんだけど。

お客様にも周りの会社にもあまりにも失礼な態度に非常に腹が立っております。



レストランの方でも食材調達に四苦八苦しているそうです。



地震の被害がなかったからこその余波が、こんなところからじわじわと表れています。。。



ある意味、こっちはこっちで大変だけど…。


被災地の一日も早い復興を願っております。
早くみんなが一緒に笑って過ごせますように。