動脈管開存症 | トイプードルブリーダー トリミングサロン|北摂 吹田市|セレブリティーなトイプードル★Dog Salonロロピアジェ★

動脈管開存症

普通。。。

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときは、
肺で呼吸をしていないため心臓に戻ってきた血液を肺に送る必要がない。
そのため直接大動脈に流れるように、
動脈管という血管が存在する。
この動脈管という物は 
犬の場合は、出生前に閉鎖するが、

人の場合は、
正常な場合でも出生後3~12日間は開存することもあり、
新生児の新雑音の原因となることもある。
4~8週間後には閉鎖する事となる。

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しかし、どういう理由か、出生後もこの動脈管が閉じない子が
1000匹に一頭の割合で生まれるという。。。

話変わって
我が家では、子犬が産まれた際必ずワクチン接種時に
かかりつけの獣医により健康診断をしっかりしていただいてから
大丈夫!とお墨付きを頂かないことには 販売することはありません。

先日、シルバーの女の子の検診に連れて行ったときに。。。

先生が首を傾げ
”岩瀬さん!!これはいけませんよ!
この子心雑音があります!!こんなこと岩瀬さん所では初めてですね!!”と言われました。

ティーカップサイズなのに形の綺麗な可愛い元気な子でしたし
飼い主様が、決まっていただので
寝耳に水。。。

何かの間違いと言う事もあるし
もう一軒掛かりつけ先生に診てもらいに行きました。

しかしその先生は首をかしげ、心臓ならここに行きなさい!と、
豊中にある心臓専門の獣医を紹介してくださいました。

さっそく、専門医の所に行き詳しい検査をしてもらったところ、
シルバーの女の子は、”動脈管開存症”と診断されました。

・このままでは、
    この子は1~3年で亡くなる事、
・手術して、成功すれば健康な子と同じように
    暮らせる事
・手術しか道が無い事、
・オペは、早ければ早いほど良い事、
・心肥大、逆流が起きてしまったら、
    オペはできないこと。。。
・その手術は約50万以上ほどかかる事を 


知らされて帰ってきました。


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二人はガーーんと頭を打ち付けたような気持ちで家に帰ってきました。

血管を縛るだけの手術なのになぜ50万もかかるの?
オペは得意だから私がしたいわ!
他のブリーダーさん だったらどうするんだろう。。?
などどいろいろ考えながら日々が過ぎました。

でも、私の心の中ではある程度決まっておりました。

私は、繁殖をするにあたり、決めたことが二つあります。
一つは、
・ブリーダーとして驕った気持ちに
    絶対に成らない事、
 ワンちゃんがお金に見えてしまうように
    なればすぐに繁殖から手を引く事
  (命を粗末に扱うブリーダーには、
                 絶対に成りたくない!!)

・命には最後まで責任を持つが、
 どんな大きな病気であっても 
    むやみにお金をかけない事
 (お金をかけだしたらきりがないため、
  この子は助けて次の子は同じ病気でも
       助けないなんてえこひいき。。。(;´・ω・))
  

心に強く強く誓っていたのに。。

介さんは、私に黙って病院に行き検査を重ね(一回の検査で2万近くかかります)
1月の4日に手術を実行することを決めてしまっていました。

勝手に進めている介さんに腹立たしささえ かんじていました。

此処に50万溜まったから。。。と自分でアルバイトして稼いだお金を差出し僕は、この子を助けます!と言った。

その間色々な事を考えた。もし、この子の次に同じ病気の子が出てきて
又その次も…となったらこの人は、どう考えるんだろう。

いくら、ワンちゃんを大切にすると言っても、
自分の生活ができなくなればそれは違うやろ。。。とか考えながら

”50万は 今の自分たちに出せない金額ではない!”と言い切られ 介は本気だわと、感じ
ラッキーちゃんの震える可愛い瞳を見た時に私の心は決まりました。

知り合いのブリーダーに電話をしたり、関西の動物病院に電話をかけまくり
あらゆる方法で連絡し費用を少しでも安くして頂ける病院を探しました。
そして
かかりつけの獣医にも手伝ってもらったりしながら。。。
それでも、50万以上はかかりますという話。。。

あ∼もうダメかなと思った時に電話した大きな病院で、
”それは珍しい病気なので、僕たちの勉強にもなるので是非させてください!”と言う事で

少し安く請け負ってくださることが決まりました。
病院名は秘密にしていてくださいと言う事なので伏せておきます。
若い誠実な先生が沢山いてる大きな病院です。

検査の結果 
少しの心肥大はあるもののオペに堪えうるからだと言う事で、
オペが決まり、年明け早々、手術がうまくいきますように
石清水さんにラッキーちゃんとお参りにいってきました、

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”ラッキーちゃんのオペがうまく終わり、
新しい優しい飼い主さんが見つかりますように~”

うまく命助かるのは5分5分です。。
でも、これにかけなければ、近いうちにこの子の命の日は消えてしまう。

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年明け一番で ラッキーちゃんは、一週間の入院をし、若い優しい先生の手で
新しい命を吹き込んでいただけました。

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若い、勇気ある先生ありがとうございました!

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(大きな傷跡が、痛々しい。。)

色々と、心苦しいこともありましたが、
すやすや寝ているラッキーの姿を見ると本当に良かったね!!って言えます。

すっかり、傷が癒えて、なんの問題もなくなった時に、育てていただける里親さんを探そうと、思っております。

介さんありがとう!
あなたは私よりやさしいブリーダーさんです。
ちょっと介さんを尊敬できた出来事でした。

フェイスブックの方で簡単に載せさせていただきましたが、
ブログの読者の皆様にも知ってもらいたくて、まとめてみました。

追伸)一般のブリーダーさんは、
          心疾患があっても黙っていたり
   ちょっと心雑音があるからと、
           お安く10万で~とか販売されている
           ところを多く見かけます。
            いくら安くても、可愛い盛りで
            若くして可愛い家族がなくなって
           しまうことは、飼い主様にしては
           かなりつらいことです。

   私たちは、できるだけそれは防ぎたいし、
           ブラックと、思われがちなこの世界で
           誠実で、在りたい。

           楽しいワンライフを、
   できるだけ長く過ごしていただけたらと
            願っております。



★いつも、こんなで忙しくバタバタしておりまして、中々、連絡したくても、できない方もおります。申し訳ありません。許してくださいね。