ゆらゆらゆらゆら。









わかってるんだよ、







このままじゃいけないって。








私の望むものは、何一つ手に入らないって。








でも、







「道外したら、俺らが正してやる!」








なんて言われたら、もうその言葉信じるしかないんだ。







信じるよ?






あなたのことを、これ以上信じ続けたら、壊れてしまいそうだから。







だから私は、その言葉をくれた人を信じるよ?









あんたは、それでいいの?

裏切っているのはあたしのほうなのかもしれない。













あんなに嫌だったのに、あんなに悪いとこを並べたのに、








こんなにも満たされる。










しばらくは、このままでいいのかな。

ねこのちびは、今日も気ままに街を歩きます。







ふらふらと。ミルクをくれる人を探して、今日も歩きます。







街にはキケンがいっぱいです。そのキケンをするりと交わして、ちびは何かを求めて歩きます。







ちびには主人が何人かいます。







ちびを愛でてくれる優しいご主人様です。







歩き疲れたら、ちびはそこへ向かいます。







どの主人も、ちびには何も言いません。







ただ優しくなでてくれるだけです。







それが愛でないとも知らず、ちびは今日もあたたかい布団の中で眠るのです。







愛なんかじゃないとも知らずに。