ねこのちびは、今日も気ままに街を歩きます。







ふらふらと。ミルクをくれる人を探して、今日も歩きます。







街にはキケンがいっぱいです。そのキケンをするりと交わして、ちびは何かを求めて歩きます。







ちびには主人が何人かいます。







ちびを愛でてくれる優しいご主人様です。







歩き疲れたら、ちびはそこへ向かいます。







どの主人も、ちびには何も言いません。







ただ優しくなでてくれるだけです。







それが愛でないとも知らず、ちびは今日もあたたかい布団の中で眠るのです。







愛なんかじゃないとも知らずに。