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tiny-heaven

背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。




低く赤くそこに居るきみに
ささやかな寂しさを掻き立てられて

少しだけ迷い込んだ、あたしの森の中は

なんてちっぽけで 単純なものなんだろうと
其処に居ながらにして
うんざりするくらいコドモじみていた。



大事なことも
響いてやまない言葉も両手にこぼれる位なのに

どうしてこんなに、すぐ足りなくなってしまうんだろう。

頬張ったままで ずっとずっと
噛みしめるように抱きとめていられないのは当たり前の事なんだから

それを自分でちゃんと思い出して
忘れないようにしなくちゃだめなのに。




目をつむって、
上手に思い出してみる。

ほんとうにこわいことなんて
だいじょうぶ なにもない。


その名前は
くすぐったく胸に響きをなぞるから
それだけでちゃんと 前が向ける。


なんて単純な生き物だろう。



完全にひとつになんて
どうしたってなれやしないんだから

だから
食べてしまいたいほど愛しいんだ。



かなしい心じゃないよ。


恋しくて、愛しくて、
何度だって繰り返したい こんな想いならば。



ひとりじゃないことに気付くのは

ひとりきりの夜だから。




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