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tiny-heaven

背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。




やわらかい光を視る。


モザイクのように入り交じるその光は
継ぎ目なんてないようで
色を変えながら燃える炎にも似ていて。


ひとつひとつを確かめずとも
その揺らぎをただ見つめてみれば好いんだと
なんとなく、

そんな事を考えてみる。





うっかり壊してしまったスクリプトライターを
夕べあっさり投げ捨てた。

もう壊れてしまって使えないそれを

思いっきり投げ棄てた。



お気に入りだったから
どうにか使っていたかったけど

歪んでしまった処を直して
どうにか使い続けてしまったけど

うっかり壊してしまったから
もう、諦めようと決めた。
もう、棄ててしまおうと決めた。



棄てると決めても、
どうしても忍びなくて

ぎゅ、っと握りしめたあと。


吐き捨てるように放り投げた。








祈ることは、もう無いんだ。


たとえば叶うことがあったとしても
それを無垢に喜べるわたしはもう居ないし

居たとしたって、
微笑る時間こそ偽りだろうから。





引きずったものを切り落とすんじゃなく
わたしがずっと錯覚していたように

ものの見事に引き摺り落とされた今は




足元から見上げてみれば
よく視える色んなものを数えている。




きれいな影を落とす枕元のクロスに

わたしは今日もひとつ願う



どうか夢にも、
出て来ませんように。





現実じゃないことは もう欲しくない。



逢えてもうれしくない夢ばっかりに
うなされる日々をずっと数えてた。


ひとりきりで眠ることにやっと慣れてきた今だから

少しだけ、穏やかな夢に触れたいと願う


せめて、


夢くらいは。













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