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tiny-heaven

背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。



それは、ささやかな優しさだったんだろうと思う。

そのささやかな優しさの積まれたものは
一体どれだけ誠実ではなかったんだろう。



はじまりからずっと
何かが違っていたら、今は違うものが視えていたんじゃないかと
未だに意味のない自問自答を繰り返してみる。


ささやかな優しさを翻して
きれいに逃げていったその後ろ姿さえ
わたしには視えてもいなかったのに。





どれだけ心を分けていたつもりでも
関係が終わった瞬間に、知らない人間になる。

もう二度と交わらない時間を想うのは
なんて意味がなくて、
なんて心虚しくって、

なんて独りよがりなことなんだろう。 










人にまみれて歩くとき

頭の左のほうでぼんやり記憶を浮かべながら
突然に唐突に再会する映像が流れる。



そんなことがありでもしたら
その場できっと死ねる位でしかないのに

いつか、そんなことがありはしないかなんて馬鹿げたことを、

ばかミタイに思う。






たぎるような情熱も
おぞましいほどの憎悪もない。



じゃあなんでって?





あれからずっと

此処が現実だと思えなくて。







突然放り投げられた現実を 

受け入れられていないんだろう、わたしは。



だから褪せることもなく
飽くこともなく、






性懲りも無く。







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