ブラシを嫌がるのは | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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多くの飼い主さんがブラッシングや歯磨き、爪切りなどを

愛犬から嫌がられるようになる大きな理由に、

無理やりしかも一度に全部終わらせようとするから

というのがあげられます。

 

子犬の頃は身体が小さいので押さえつけてやってしまえますが、

数ヶ月も経てば子犬の身体も力も大きくなりますので

簡単に押さえつけることもその体勢をひとりで維持させることも

困難になるでしょう。

 

しかも犬のほうもその気配を感じ、逃げ回るようになって

道具を見ただけで唸ったり歯を剥き出したりして警戒するようになります。

 

 

ですから、本来は最初から(一度警戒するようになってしまった後でもスモールステップで)本当に少しづつ慣らしていく必要があります。

 

ブラッシングにしても、最初はちょっとブラシで触れるだけで

「いいこね〜!」と褒めて小さなおやつ。

 

ブラシを見ただけで怖がるようなら、ブラシをちょっと見せただけでおやつを投げて与えます。

 

少しづつ近づいてきたらおやつを投げるを繰り返し、

何日もかけてブラシを身体に触れるところまで近づけていきます。

 

そこから決して痛い思いをさせないように、

スリッカーブラシなら指3本だけで持ち力が入りすぎないよう

肌に当たらないようにそっと梳かしていきます。

 

この動画が参考になるでしょう。

 

 

そしてちょっとブラシをしたら「いいこね〜」でおやつを繰り返し、

嫌そうなシグナルを出してくる前に止めることが重要です。

 

トイプードル など縮毛系の犬種なら毎日ブラッシングが必要ですし、

そうでない犬種でも長毛種なら毛玉ができないようまめにブラシや櫛で

毛の手入れをしたほうがいいでしょうね。

 

たまに1〜1.5ヶ月に1回のトリミングまで一度もブラッシングせずに

毛玉だらけでサロンへ連れて行く人がいますが、

毛玉ができたままでは歩くだけでひきつれて痛い場合もあります。

 

自分でブラシができないなら胴体部分は短くカットしてもらって、

外出時は服を着せるほうがまだ犬のためです。
(夏はメッシュなど)

 

 

 

 

爪切りや歯磨きも同じように本当にスモールステップで慣らしていき、

「○○ちゃ〜ん、歯磨きするよ〜!」と呼んだら自分から膝に乗ってくるくらい

トレーニングしてあげてください。

 

 

日々のケアのトレーニングは我慢を教えることではありません

 

ケアしてもらうことが嬉しくなるようにすることです...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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