貴方もできるおうちトリミング | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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犬のお手入れは多くの方がトリミングサロンに任せていると思います。

 

私もずっとそうでしたし、肛門腺絞りやシャンプーすらサロンにお任せしていました。

 

でもタンタンの前に暮らしていたトイプーがシニアになって脚が立たなくなると、

仲良くしてくれていたサロンでのトリミングはあっさり断られるようになりました。

 

他のサロンでもお断りです😞

 

というわけで自分である程度できるといいなぁと思っていました...

 

近頃は失敗してもガンとして自分の非を認めないトリマーさんも少なくありませんし、

全身はできなくても伸びてきた顔だけ毛を揃えるとか、

肛門周りの毛を整えるとかとかだけでもトリミングの頻度を減らすことができますからね。

 

自分でブラシやシャンプーする人なら、そのタイミングで顔とお尻と足の裏だけカットして、電動やすりで爪を削れれば、

次のトリミングを1ヶ月は伸ばせます。

 

 

タンタンは生後4ヶ月からドッグランに連れて行ってたので、(これが良いことだったかどうかは分かりませんが)とにかく泥んこになっていたため、シャンプー&ドライは毎週自分でやっていました(これも低刺激性の物とは言え表面活性剤を使っているシャンプーで頻繁に洗うのは好ましくありませんね)

 

今はシャンプー&ドライは月に2回の頻度で行っています。

 

 

それ以外にも私はタンタンのことはなんでも自分でできるようになりたいと思っていたので、タンタンを迎えた時からトリミングテーブルやクリッパー(バリカン)、シザー(はさみ)、ブラシやコームも各種揃えてはいたのですが...


 

 

なかなか踏ん切りがつかず、顔の毛が伸びてきた時に、セニング(すきばさみ)で整える程度であとはサロンでやってもらっていました。

 

 

ただ、とにかくトリミングテーブルに慣れるように、いつもごはんはトリミングテーブルの上で与えていました。

 

服を着せたり、ハーネスを付けたり、散歩から帰ってきて足を拭くのもテーブルの上でやっていましたのでテーブルの上にいることにストレスは感じていないようです。

 

表面に滑り止めのゴムが張ってあるので滑らず、犬にとっても安心感があるのでしょうね😀

 

こっちも腰を曲げたりしゃがんだりしなくていいので、トリミングテーブルは1つ持っているととても犬の手入れや服の脱着が楽になりますよ。

 

まずは普通のテーブルに滑り止めが裏についているマットを敷いて、

いつもお話ししているスモールステップで慣らしていくといいかもしれません。

 

まぁ、サロンに連れて行ってる子ならトリミングテーブルには慣れているから怖がることもないとは思いますが...

 

実はこのトリミングテーブル、ネットで探すと1万円以下でも買えますが、テーブルの足がしっかりしていないとグラグラして、犬が不安に感じてしまうかもしれませんので、安定性がしっかりしてそうなものを選んでください。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そうこうしているうちに3年が過ぎ、

ある日Youtubeでトリマーさんが丁寧に教えてくれている動画を見て、真似してやってみたら意外に上手くできたのです😅

 

 

 

 

 

嫌がるのを無理に押さえつけてやっていると、すぐに唸って逃げたり咬んだりするようになるので、うちの場合は少しやっては褒めておやつを与えるルーチンを続け、1回にトリミングするのは短時間でパーツごとにしています。

 

今日は頭部だけ...

 

今日は胴体と尻尾だけ...

 

今日はお尻と後脚...

 

最後に前脚と肉球の間の毛...

 

これが5年前に初めて私が3日かけて全身トリミングしたタンタンです😅

 

 

 

ここまでやるとなると、はさみ(シザー)とバリカン(クリッパー)は何種類か必要になります。

 

私は足の裏や耳、肛門周りはこの小さいバリカンを使っています。

 

 
 

 

 

 

最近買ったのですがこれの方が幅が狭くてよく刈れました

人間用なのですがプロのトリマーさんも愛用しています↓

 

 

 

 

 

胴体部分は業務用のしっかりカットできるバリカンと長さを調整できるアジャスター。

これはコードレスでも使えて音があまり大きくないものを選びました。

 

上記のパナソニックの大きめのバリカンも使ってみましたが、

最終的な調整くらいにしか使えません。

 

大量の毛を刈り上げる能力に欠けるので、

犬にも負担でしょうしトラ刈りになってしまうでしょう...😅

 

 

 

 

 

 

実はバリカン(クリッパー)はハサミに比べ大きな怪我をさせることがありませんから初心者はできるだけバリカンに慣れることがお家トリミングの世界を広げると思います。

 

よくトラ刈りにしてしまう人はアジャスターを使わずに使ったり、毛並みに逆らっていろんな方向から刈ってしまうからです。

 

クシやブラシで毛を立たせては順目順目で刈っていけばトラ刈りにはならないはずです。

 

 

そして、シザーは長いもの(カッティングシザー)、短いもの(ボブ)、スキバサミ(セニング)は最低必要です。

 

犬の毛は人間より細いので専用でないと逃げてしまってなかなか切れません。

 

ギザギザがあって毛が逃げないものなら若干安くても切れますが、そこそこ高いものを最初から買った方がいいと思います。

 

上手い人は多少道具が悪くてもなんとかできますが、素人ほど逆に道具が良くないと綺麗に仕上げられません😅

 

トイプードルなど丸みを作っていくなら、カーブシザーという丸くカーブをえがいたシザーがあると便利です。

(これも上むきに曲がっているか下向きに曲がっているかで使い分けたいところですが)

 

 

ここなどは、初心者にも使いやすくてクオリティーの高いシザーが揃うと思います。

 

飛燕さん

https://www.hien-scissors.jp/products/list.php?category_id=385

 

 

耳の毛はザッと小さなバリカンで刈ったのち、耳の中は鉗子(カンシ)という道具で摘んでむしり取るのですが、私は1〜2回鉗子を使ったのち、痛がるので耳毛専用のハサミを使うようになりました。

 

 

これも若干高いのですが、皮膚を挟んでしまっても怪我しないので、

安心して使うことができます。

 

 

 

皮膚を切ってしまうんじゃないかと心配かもしれませんが、

先が丸くなっているハサミもありますので、

最初はそういうタイプを使うのも安心かもしれませんね。

 

 

 

 

まずは顔の毛の伸び過ぎたところを調整したり、

耳の毛や足裏、肛門周りをカットすることで、トリミングの頻度を

1ヶ月伸ばすことを目標に初めてみてはいかがでしょう?😉

 

シニアになって、立てなくなると

今までやってもらっていたサロンが断ってくることもあります。

 

自分でもある程度できるようにしておけば、

後々やっておいてよかったと思える日がくるはずですよ!

 

完璧にできなくてもいいんです。

愛犬が気持ちよく過ごせるように、

頑張ってみませんか?😉

 

近頃はおうちでトリミング教室なるものもあるみたいです。

ネットで検索してみてください。