かつて、TMS9918チップを使った格安PCが多く売られました。
その流れで、初代MSXにもTMS9918が使われたのですが、256x192ドット16色、但し横8ドット毎に2色のみという仕様はグラフィック上制限が多く、MSX2では別のグラフィックチップが使われるようになりました。
そのMSX以前のPCで、日本語BASICを搭載し、異彩を放ったのがTOMYのぴゅう太です。
グラフィックエディタを標準搭載し、しかもその描いたグラフィックでもって、文字のパターンを定義して表示できるという仕様でした。
機械語を使わずに、文字のパターンを変えられるのは、TMS9918機種の中でもぴゅう太だけだったと思います。
そんなぴゅう太のG-BASICシミュレーターというWindowsソフトがあることを発見しました。
・「ぴゅう太」搭載日本語G-BASICの無料シミュレーターが公開
・ぴゅう太でゼビウスっぽいゲームを作ってみた!ゼビウスは再現可能?その2
なんと、このシミュレーターのマニュアルがあり、ページ数も相当数あります。
こういったソフトを作る人は比較的いますが、説明書まで充実させる人は極めてまれです。
CASIO PV-2000楽ガキと違って、盛り上がっていて羨ましいです。