河内石棺仏巡り その壱 | 闇が矛盾を押し付ける

河内石棺仏巡り その壱

2017年12月23日 土曜日

という訳で柏原市の石棺仏巡りをして来ますた・・
何度か漏れの旅でも登場した石棺仏ではありますが・・
石棺仏とは古墳から出土した石棺に仏像やその仏を表す梵字を刻んだ石仏・・
だそうです(´・∀・`)

降り立った駅は関西本線河内堅上駅です、鳥の声だけが聞こえる・・
こっから東へ向かえば亀の瀬地すべりとして有名な峠の集落なのですが・・
漏れは北西へ青谷の集落を散策します、行者堂・・


地蔵石仏・・


青谷寺でフムフムと説明書を読んでたら滅茶犬に吠えられた・・


漏れみたいな不審者には居心地悪いわ(´・ω・`)
池から金山彦神社を望んで・・


青谷の集落を見下ろす・・


ええ雰囲気だけど不審者が散策するのは少し怖い・・
大門所地蔵尊(青谷地蔵石棺仏)、顔が愛らしい・・


これはただのお地蔵様じゃなくて石棺仏なのです・・
1313年の鎌倉時代に造られますた、墓とて転用されるのです(・∀・)

青谷の集落を下って行くと谷尻地蔵尊があります・・


これもただのお地蔵様じゃなくて磨崖仏なのです・・
1572年に造られますた・・
独立した雰囲気がええ集落やね・・


この小さな集落に著名な2つのお地蔵様がいますたとさ・・
青谷を後に大和川に沿って西へ西へと向かいます・・
コワヒコワヒ・・


先の大雨の影響か木の枝にゴミだらけや・・


近鉄大阪線の線路の手前を北へ登ると高井寺があります・・
その南側に鎮座しているのが・・


今日のメインの高井田石棺仏、平安時代後期の阿弥陀如来です・・
周囲には江戸時代頃の石仏が並びます・・


十三仏も1652年の作ですけど江戸時代になってからの十三仏は初めて見たかも?
戦国期ばっか見てた気がする・・