岩王寺~安国寺~大福光寺 その弐 | 闇が矛盾を押し付ける

岩王寺~安国寺~大福光寺 その弐

それじゃ来た道を引き返して行きますか・・
最も崖登りの山道は通らずに車道を通りますけどね・・
皮を剥がれた杉が赤すぎる・・

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とりあえずは梅迫駅まで戻るだけなのでね・・
道の心配なく歩けるので歩みも自然と早くなりまつ・・
それにしても美味しそうなツクシが多かったなあ・・

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これが旅の終盤だったら摘んで帰った可能性もあるんだけど・・
まだ始まったばかりですから、荷物になるのはちょっとね・・
相変わらず不審者扱いされながらも梅迫駅前を通過・・
岩王寺まで行って来いで1時間30分弱ですね、良いペースですわ・・
このまま府道74号線を南下して行きます・・
次の目的地は石田神社ですが途中に見事な枝垂れ桜が・・

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まだ満開って訳じゃないけど良いですねえ・・
雲源寺ってお寺さんのようだけど寄り道は帰りにしませう・・
電車の本数が少ない路線を使ってるので目的を果たしてからの時間調整に良さそう・・


引き続き府道74号線をグングンと南下して行きます・・
すると左手に踏み切りを渡って国道27号線を潜れる道があるのでそこへと入ります・・
少し進んだ所に石田神社がありますた・・

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額が鳥居に似つかない立派さだ(´・∀・`)
神社境内に薪が置かれてるのは良い光景・・
石田神社の拝殿・・

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本殿は江戸半ばの建造物で京都府の指定文化財なのですが・・
これも覆屋で囲われていて良く形を拝めませんね・・

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彫刻が丁寧に仕事されているって感じです・・
漏れでも彫れそうって雑な彫刻の神社も多いのですよ・


摂末社の恵比須神社本殿、これは鎌倉時代の建造物で国の重文です・・

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こんな所に何気に鎌倉時代の建造物があるとは京都府恐るべし(; ・`д・´)
社の大きさに似つかない太い柱が特徴的?
全体像もかなり個性的な建造物だなっと思いますた・・


狛犬は江戸時代の銘があった記憶が・・
文政だとか文化だとか享保だとか享和だとか・・
ようは全く覚えてない、江戸時代の狛犬は珍しくないしと言い訳・・

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石田神社も小さな神社ですので散策は直ぐに終わります・・
であ府道74号線まで戻って次の目的地である安国寺を目指します・・
府道に戻って少し南下すれば安国寺ですね、目と鼻の先です、はい・・
1日4本のあやバス(; ・`д・´)

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消えかかっている安国寺の境内図が・・

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安国寺って日本中に一杯あるでしょうけど・・
綾部市の安国寺は足利尊氏が生まれた地とされています・・

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てっきり足利尊氏って関東人だと思ってたw
尊氏ちゃんの産湯・・

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な感じで安国寺へ到着、立派な門構えですな・・

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山門は江戸後期の建造物で京都府の登録文化財です・・
立派な門だなっ程度の感想で・・

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なかなか文化財も豊富なようで・・

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境内の全景、深い山の中でもないけど古刹と呼ぶに相応しい感じ・・

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屋根が重々しい鐘楼、江戸後期の建造物・・
これも京都府の登録文化財らしい、意外な感じ・・

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左が庫裏で右が方丈だと思ふ^^;
どっちも京都府の指定文化財で江戸中期?の建造物・・

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庫裏・・

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方丈・・

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庫裏の茅葺き、年輪のように層が出来てて萌える・・

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妙見堂と天満宮・・
鐘楼同様に屋根が重々しい・・

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そして本堂である仏殿、枝垂れ桜のピンクも映えて美しい・・

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これも江戸中期の建造物で京都府の指定文化財です・・
仏殿の茅葺きは庫裏よりも層が多くて一段と萌えるねえ・・

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それにしても素朴で美しい境内ですなあ・・
仏殿の中には入れないけど外から仏像をじっくりと拝観できるようになってます・・
本尊の釈迦三尊坐像や子安延命地蔵こと地蔵菩薩半跏像は国の重要文化財です・・
地蔵菩薩の半跏像って初めて見たかも?
綺麗な顔をした保存状態の良い御地蔵様ですた・・
釈迦三尊の方は大きな像じゃないけど技巧を凝らした秀作って感じ・・


足利尊氏の宝篋印塔は山門から本堂向かって右手側にありますた・・
開山堂があって、その奥に建ってるって感じ・・

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こういう墓地も開山堂にはつきものと言える・・

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そして宝篋印塔なのですが・・

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真ん中の尊氏の塔は綺麗に残ってますが両側の尊氏の母と妻の塔は微妙な・・
ってっか塔を建てたのは尊氏の子供の義詮とされてますけど・・
尊氏の父親は無視ですか、そうですか(´・ω・`)


それでは来た道を引き返しましょうか・・
電車が来るまで時間に余裕があるので、雲源寺へは寄れそうですな・・
体力も残ってる休まずに雲源寺まで戻りませう・・