今年の安田記念にはハイアーゲームが出走します。
正直、陣営の決断はあまりにも・・・あまりにも遅すぎました。
何でダイヤモンドSに毎年のように出走してんねん!
おそらく数年前に出走していたら楽勝できていたでしょうに・・・。
ほとんどの方がご存知のようにこの馬は左回りのほうが得意。
・・・・でした。
ですが右前線屈腱炎により左回りも苦手になってしまいました。
で、競走馬の右回り、左回りによる競争能力の増減、得意不得意ですが・・・
基本的に、左回りを苦手にする馬はいない
左回りを不得意にする馬は脚元や気性に問題があるときのみ。
確か心臓の影響でしたっけ?人間のトラック競技が左回りなのは。
犯罪者などが逃げる時も本能的に左折が多いそうです。
馬も若干、左寄りに心臓があるのでその影響かもしれません。
私が調べた限り脚元や気性の問題がなく左回りでパフォーマンスが落ちる馬というのはいません。
左回りが苦手な馬の例をいくつか挙げると、
3歳以降のグラスワンダーは右脚の骨折の影響で左回りが苦手になってしまいました。
ご存知の通り、左回りの直線では右手前に替わって加速していきます。
その時、替わった手前のほうに大きい力がかかります(つまり、右脚)。
復帰後のグラスは本能的にか、それとも多少の違和感を感じながら走っていた影響なのか、以前ほどの力を出せずにいました。
それでも十分に高いパフォーマンスは見せていましたけどね。でも本来の力を出せていたならエアジハードには負けてないでしょう。
ダートなどで言えばクーリンガーも左回りが苦手なのは、右脚の深管がモヤモヤしたまま走っていました。
そういう馬のみ、左回りのパフォーマンスが落ちてしまいます。
なので僕は初の左回りは、基本的に気にしませんが右回りに替わる時は馬が走りにくさを感じてパフォーマンスが落ちる場合が多々あるので積極的には買わないようにしています。