何だか良くわからないけど、絶不調なのです…
(´Д`|||)


それは突然の出来事でした。
いつもどおりにエンジンを掛け、駐車場を出てしばらく、暖機運転を兼ねて路地裏を2速でゆっくりと走行していた時、「ピー」というエラー音と共にギアがニュートラルに…
え?…なんで?
とりあえずブレーキを踏んで一旦停車。エンジンを始動し直し、改めて右折をする為に走り出した途端、再度ニュートラルに…
交通量の少ない裏路地でしたが、間が悪いことにその先の交差点から中型トラックが右折してきたではありませんか。
すかさずドアを開け車を降り、手を大きく上げながら、車がエンストしているのでちょっと待って!というリアクションをしました。
相手からしたら道の真ん中に止まってる下手くそな奴というふうに見えていることでしょうね…いきなりギアがニュートラルになって走行不能になるなんて誰が想像できるでしょうか…
落ち着いてエンジンを再始動。しかし1速に入れた途端、エラー音と共にギアがニュートラルになってしまいます。そこでリバースに入れてみると、すぐにはニュートラルにならないようです。そのままバックで、来た道を戻るのが良さそうです。途中何度かニュートラルになり、他の車からは白い目で見られ(想像です)、交差点をバックで通過するという恐ろしい運転となりましたが、無事に駐車場まで戻ることが出来ました。交通量のある大通りでなくて本当に良かったと思いました。
しかし、無理をさせたのが祟ったのか、その後は一切ギアが入らなくなりました。
いわゆるギア抜けかぁ…。
残念ながらドッコオートテクニカさんは定休日のため、最寄りのディーラーに連絡をしてみると、お盆前でお客様が集中していてお盆明けまでみられないし、敷地も一杯で受け入れられないと言われてしまいました…仕方ないのはわかるけど、なんか冷たい対応だなぁと思わずにはいられませんでした。

翌日、営業開始とともにドッコオートテクニカさんに連絡。さすがは専門ショップです。電話をしながら指示をいただき、ギアの状態や音などの確認をしてくださいました。結果としてお店で直接車の状態を確認していただくことになりましたが、こういう親身な対応って有り難いです。
写真は駐車場でイグニッションキーをオンにしてエンジンを始動させる前のものなので、バッテリーとオイルのチェックランプも点いてます。
警告音とともにメーター中央のディスプレイには、check transmission see handbookとgearの文字とエンジンチェックランプが点滅しています。事象発生時にはこの他にビックリマークも表示されました。

幸い、自動車保険で無料のロードサービスを利用できるので、生まれてはじめてレッカーというのを利用させていただきました。オペレーターと通話後、すぐに手配するので目安が分かったら連絡をいただけることに。30分後に連絡があり、更に1時間後の到着目安をいただきましたが、結果としては1時間掛からずにレッカー車が到着。車の状態を確認いただき、修理工場の場所をお伝えし、書類にサインを済ませました。担当者の方いわく、届け先が遠方なので、レッカー車よりもキャリア車の方が安全なので、キャリア車を手配しましたとのこと。さらに待つこと20分。キャリア車がやってきました。


どうやって積み込むのか、興味津々で見守ります。相棒の前方にはそれほどスペースがなく、どうするのかな?と思っていると、サイドブレーキを外して手押しで(笑)キャリア車の荷台の動作範囲まで移動させます。


キャリア車の荷台を降ろします。相棒のフックにキャリア車のウインチを引っ掛け、ウインチを巻き取って相棒を荷台に載せていきます。


所定位置についたら、サイドブレーキを掛け、車輪をワイヤーロープで固縛します。


ゲートを垂直に固定し、荷台を元の位置に戻します。


積載完了です。


ドナドナ〜
一路ドッコオートテクニカへ向かいます。
抜けるような青空とは反対に、心なしか相棒の後ろ姿は悲しげです。

ドナドナ? えっ…ぼくはもう帰ってこれないってこと? (இ﹏இ`。)