暑い…何か元気になることをやってくれないかい…(›´ω`‹ )


いわゆるインチアップや車高短というものには全く興味は無かったのですが、チンクエチェントのリアビューの腰高感については、改善してみようかなぁと思い立った次第です。握りこぶし一つ分はいくらなんでも空き過ぎかなと。


相棒には既にKONIのショックアブソーバーのSpecial Activeが装着されているので、素直にスプリングを交換することにしました。なるべく柔らかく乗り心地に変化が無さそうにという方向性で選んだのは、フィアット500 1.2用 VOGTLAND スポーツスプリング。2cm〜3cm程度ダウンするとあります。


フロントサスペンションから取り外します。 
一度ショックアブソーバーを交換していることもあり、固着することなくボルト類をスムーズに取り外すことが出来ました。


スプリング交換に合わせてバンプラバーを新調しました。フロント側には意味があるのかはわかりませんが、やってみたかったという理由で、ショートストロークに合わせて柔らかいフォームの部分をカットします。


ダストカバーを嵌めたところです。1.5cm程度短くしました。


スプリングには異音防止のため、シリコンチューブを装着しました。事前にスプリング径を測って内径14mmのチューブを用意したのですが、測り間違いで実際のスプリング径は10.5mmだったのでチューブとスプリングの間に隙間が出来てしまいました。しかしながら、こんなに余裕があってもチューブをスプリングに挿入するのにはとても苦労しました。ピッタリサイズだったらと考えるととても恐ろしい…( ¯−¯٥)


サスペンションを取り付けます。
なんかそれっぽい〜


リアはトーションビーム式なので、ショックアブソーバーのボルトを一つ外してからトーションビームを下げるとスプリングは簡単に外れます。


12ヶ月点検で要交換と言われていたリアのバンプラバーも勿論交換です。
ノーマルのバンプラバーの長さのままでは、サスペンションに車重が掛かった状態で、バンプラバーが底突きしてしまっているので、ストローク確保のためニ山カットしました。


1G状態のスプリング。異音防止の為に装着したチューブが仕事をしてますね。
この状態でバンプラバー切断分のストロークが確保されています。


極端に車高は下がってません。これで普通の車並みの車高ですかね。


乗り心地は若干硬めになりました。特に凸凹を通過した時の後輪のダン!と突き上がる最初の衝撃が大きめになりました。やはり純正の足回りは良く考えられているなと感心します。ショックアブソーバーが斜めに寝ている無理のあるサスペンションですから、なるべくストロークを確保して柔らかく仕上げてあるんでしょう。
ただ、言われなければ分からないレベルの差異だと思います。日本の道路が一斉に少し悪くなったような…(笑)純正の14インチホイールなのでタイヤの扁平率が高いからあまり気にならないのかも知れませんね。15インチや16インチの低扁平率タイヤではこうはいかないかも知れません。
見た目と乗り心地はトレードオフの関係なんですね。

しかし…酷暑の中での作業は、死ぬかと思ったよ〜(×∀×๑ )

カッコよくなりましたな〜ヾ(*´∀`*)ノ