昨日、久しぶりの友達と話をした。




まぁ、ちょっとした用事があっての電話だったのだけれど


当然のように、



「最近どーなのー?」


みたいなハナシになるわけです。




ここで言う、「どう」とは「好きな人とか、彼氏、いるっ?」

ってハナシなのだけれど。




「それそれ。ちょっと聞いてよー」




友人が、ちょっとなんともいえなーい、みたいな声で話始めた。




「あのね、知ってると思うけど、私昔M君と付き合ってたじゃん?」





うんうん、覚えてるよ。



ぱーっと盛り上がってたもんね。

もう、出会ってすぐに


大好きーーーーー!!


ってなっちゃって、


「今一緒にいるのはお互いのためにはならない」


とかなんとか言われ1ヶ月ほどでお付き合いはTHE END。

すんごい大泣きしてたもんね。


「もーー絶対忘れたりなんか出来ないよ~」

って泣いていたもんね。


あれは、けっこーインパクトでかかった。

知り合ってから、ラブラブ期を経て、別れるまでが

リニアモーターカーも驚きのスピードだったんだもん。

あの早さにはボルトも完敗。



なんか、

ハナシで聞いてた感じだと、


気持ちの盛り上がり方の傾向が

彼と彼女では違いすぎたのだったように思われた。



彼女は、一気にMAXまで突っ走るタイプ。

がーーっと気持ちも盛り上がり、それまでに時間がかからない。



でも、一方のM君はーーー


冷静なタイプの人だ。うん、とても。

そう見えた(何度か会ったことがある)。




一緒にいるときの二人はーー


わんわん、きゃんきゃん。

もー大好きっ!!


って愛情全開の彼女を、よしよし、かわいいねーって。

そんな感じでM君が包んでいるように見えたからー



彼は彼で、彼女のことを愛しく思っているように見えたから

私は、いつも無鉄砲な恋ばかりをしている彼女が

ようやくピッタリの彼を見つけたのかぁーと思って、他人事ながらほっとしたものだった。

(大きなお世話)


たぶん、そのまま何も変わらなければ

もっともっと二人は一緒にいられたのだと思うがーーーーー




間もなく、彼は転勤が決まり、しかも栄転。




彼女と別れることを選んだ。




「今一緒にいるのはお互いのためにはならない」



そう言って。




彼にしてみれば栄転で、

かつはじめての土地なんだから、何より仕事を頑張りたいだろう。


けれど、彼女は忠犬ハチみたいに、

じーっと耐え忍ぶタイプではなくて、もっと構って?の

甘えん坊座敷犬タイプだったからー



どっちを優先すべきか。


どっちが互いのためになるのか。



きっと彼は考えて、結論を出したのだろうね。


「何も試さないうちに、別れを選ばれたのが悲しいよ。

そこまで、想ってなかったってことだもんね…・」


友人は、当時、泣きながらそう言っていた。








ちなみに、友人とM君は同じ会社に勤めている。





そして、つい先日の人事で




出世したM君が、なんと彼女の直属の上司になった!!



のだとか。





「えーーーーーーー??すごいじゃん!!

まさに運命じゃない?なかなかないよー。こんな偶然!!」





そう、彼女の働いている会社は大手企業だから

彼女の直属の上司になる、なんて、かなり奇跡に近い確率なのだ。




「うわー、すっごいドラマチックな展開だねぇー」






盛り上がるわたしを尻目に



「…うん、まぁねぇ」






彼女は浮かない返事。





「??」







「私もさー最初はすっごい盛り上がったの。あー神様は見捨ててなかったんだーって。

やっぱり私の運命の人はM君だったんだーって思って、すごい嬉しかった」




うんうん





「でもね」




でも?






「彼、ケッコンしてた。」









!!?





けっこん!?



はわわー。確かに、そういう可能性もあったわけで…

ぎゃふーん。






「異動のちょっと前みたい。てか…転勤になるから、それをきっかけに、ケッコンした風だった」







な、なんとまぁ。








「早々に言われちゃったよ。『あ、俺、ケッコンしたから』って。…はぁーーー」







それは、…なんとまぁ






「こんなんだったら、再開なんて出来なくて良かったのに。」






う、うん。

そう思っても仕方ない、と思う。








こんな偶然、歓迎できない。

運命のいたずらとしたら、神様ーオイタが過ぎますよー











「まぁ、そうは言っても、正直吹っ切れてたからなー。

今回の異動で再開して、勝手に盛り上がっただけだし」







けっこーあっけらかんと彼女は言った。






そうそう、



私たちは前に進まなきゃ。




20代も残りわずか。

前になんか進みたくないけどね、だけど振り返っている時間なんてもっとない。



足が重くても

進む距離が少しだけでも


進むか、進まないかは大きな違いなんだ。






0と1が、全くの別物のようにー。