記憶 -the Memory- | 透明カプリチオ
{C83590D0-4F3F-4E4D-951A-92ABE82798C3:01}
あんまりBlogで書く様な事でも無いんだけど。

やっぱね、報告はしないとね。

って事で。

写真は僕がず~っと大事に育ててきたモモンガのビビさん。

ビビさんなんですが、実は8/25に亡くなったんです。

すぐに書こうかと思ったけど、なかなかね。

いつも朝出掛ける時に「行ってくるね」って声をかけるんだよね。

まぁ、夜行性だから大体寝てるか寝ついた頃なんだけど、その日は何となく静かだった。

んで、その日は六本木で宣材撮りだったんだけど、終わって買い物とか行こうかなとか思ったんだけど、何となく嫌な気がしたからダッシュで家帰って見てみたら、元気ないんだよね。

でも、ちゃんと生きてる。

マジか~とか思って、同じ地区の動物病院に電話掛けまくって、でもどこも「モモンガさんは診ておりません」ばかり。

診てくれる場所も火曜で大体休み。

何もしてやれなくて悲しかった。

でも、一番最後に電話したところがまさかのモモンガ診てます!ってところで慌てて病院へ。

診てもらうと、毛並みもすごく良くて、痩せてないし、全然病気じゃなくて寿命だった。

自分でもモモンガの寿命は把握していて、もうすぐなのかな…って思っていたところだった。

でも、そんな事思いたくないし、ビビに失礼だし、公表されてる寿命どころかモモンガの生態についてもまだ詳しくなくて、どれが本当なのかわかっていないところでもあったんだけど。

平均は五年。

らしい。

家に来たのも、最初は先輩がまたその友達から預かったんだけど、先輩の家は猫が沢山いて飼えないからって事で家にやってきた。

家に来た時、モモンガについていた名前は「もり妹」笑

全然可愛くない。笑

ビビって名前に速攻で変えた。

その段階で大体一年経ってたのかな。

んで、家に来てから丁度六年。

全部で七年。

一生懸命に生きた。

ケージから出して、最初は爪が皮膚にめり込んでミミズ腫れになってたのも慣れてならなくなったし、懐きまくっていつもいい子いい子してた。

部屋を走り回って、飛び回って、散らかし回って。

良い子だからコードは一回も噛まなかった。

だけど、友達から貰ったワインのコルクを噛みまくって開かなくなったり。

色んな思い出がね。

何かさ、何年も何年も大事にしていたのが、ポッと目の前から急にいなくなると悲し過ぎるよね。

悲しいって感情なんて久し振りだったよ。

いつもそこにあった大きめのケージももう無くて。

でも、不思議だよね、家に帰って今でもあまり物音立てない様にしちゃうし、何か落っことしたりしたら、「ごめん、ビビちゃん‼︎」とか思ってしまう。

思ってももうそこにいない。

不思議です。

それと今までは、ビビさんが夜行性だから、家に帰っても部屋の電気をMAXで点けなかったんだけど、この前MAXで点けたらさ、めっちゃ明るいのね。笑

こんなに明るいんだ!とか思った。笑

その日は宣材撮りだけで、後は休みみたいなモンだったし、もしかしたらビビさん、日にち合わせてくれたのかなって思ったよ。

病院で一応の注射だけ打って、家帰って、ずっと撫でてた。

でも、目を離して、戻ったらもう冷たくなってた。

寿命じゃ何も言えないよ。

本当、「ありがとう」と「ごめんね」しかない。

愛してたのに、何で「ごめんね」なんて思うんだろ。って、何でかな。

愛してたからこその「ごめんね」なのかな。

愛せば愛した分だけの。

後悔なんてするところないかもしれないのに、何故か後悔もした。

もっとこうしてあげれば良かったって。

生き物を飼っていれば、どんだけ愛していたって、どんだけちゃんとご飯あげていたって、もっとこうしてあげれば良かった、ああしてあげれば良かったって思っちゃうんだろうね。

実際、人に対してだって同じ。

後悔しない様に大切だって決めた事やモノに対しては全力でぶつかりたいなって本気で思いました。

僕がモモンガ飼ってる事知ってる人は多くて、この前一緒に飯喰った時に、ビビさんの話になって。

こいつ、まるで自分の事の様に涙流してくれたんだよね。

良い友達を持ったよ。

まぁね、書きたい事は沢山あるけれど、前を向いて、ビビさんが教えてくれた沢山の事を活かして生活していかなきゃです。

僕の心にしっかりと生きた記憶、刻み込んでます。

「記憶」って良い言葉だな。

Foreverだ。

わけわからないか。

今、乃木坂なんだけど、やっぱり乃木坂駅着いた時の「乃木坂~、乃木坂~」が「のりたか~」に若干聞こえ…たりもします。

そんな事ないね。

残りの今日を頑張りましょう。