L字型の角で | 透明カプリチオ
photo:01


Lessonで汗かいて、20年以上振りに銭湯行ったよ。

久し振り過ぎて超緊張した。

だけど、めっちゃ気持ち良い。

あまりの気持ち良さにビックリした。

上がった後はりんごジュース。

牛乳が飲めないからね。笑

たまには良いかもね、銭湯ってのも。

ほんのたま~にね。

いや~、夏だわ。

いよいよお盆も本気出しやがったから、少し大変。

そういや、お盆前に鎌倉行って来たんだ。

それはまた今度。
photo:02


西新宿のこのビル見る度、何でかテンション上がる。

この形、結構見入っちゃう。

あ、そうだ、今日不思議な体験したんだ。

何て説明すれば良いんだろう。

とある駅前の大きい交差点の角に、いつも戸が閉まってる家があるんだけど、今日その交差点を渡ったんだよ、沢山の人と共に。

そしたら、その家の戸が開いててさ、カーテンみたいのがヒラヒラしてるわけ。

んで、渡りきる頃、その戸のところにばあちゃんがいたんだわ、小説とかで言う老婆みたいなイメージのばあちゃん。

でも、誰もそのばあちゃんを見てない。

そりゃそうだよね、いちいち周りの人なんか歩いてて見ないもんね。

でも、そのばあちゃんが手招きしてるんだよ、だけど、自分にじゃないって思ってるから横切ろうとしたんだ。

グラサンもしてたし、目が合ってるなんてあっちからしたら解らないだろうし、だけど、「ちょっと!ちょっと!」って僕の眼をグラサン越しに合わせて、思わず立ち止まっちゃったんだよ。

何かが僕に取り憑いてて、それを見るかの様な険しい顔して、「あんた、どこの人だい?」って聞いてくる。

確かに、最近まで僕は面白いくらい何もうまくいかなくて、運も悪くて、全部悪い方向に流れちゃってたから、このばあちゃん僕の何か見えてんのかな?って思った。

どこの人?って問いに日本って答えた。

どこから来たとか、何でここを歩いてたとか、普段何してるのかとか色々聞かれて、普通に答えちゃったんだけどさ、僕の何かを見てる様なそんな眼で見てくる。

しかも、ばあちゃんと喋ってるんだけど、周り歩いてる人誰もこっち気にしない。

チラッとも見ないから少し不安だったよ。笑

少し喋って「色んな人ここで見てるけどあんた面白いね~」って超意味深な事を言われて、まぁそこで別れたんだけど、そこはL字型に信号渡るから、取り敢えずすぐ渡った。

だけど、渡ってる最中に何で僕に話しかけたんだ?って疑問に思ってすぐ振り返ったんだ。

それを聞こうと思ってね。

だけど、ばあちゃんの姿どころか戸も綺麗に閉まっててカーテンも揺れてない、こんなすぐに移動出来るのか?あのばあちゃんは…ってなくらいの早さ。

結局、そのばあちゃんはまた現れなくて。

一体あの数分間は何だったんだ?っていう。

ただ、それだけなんだけど、何か不思議でさ。

何で僕に話しかけたのか。

それがすごい気になっちゃって。

気になっちゃって、気になっちゃって。

また会えたら聞こうと思う。

きっと、覚えてるだろうから。

てか、本当に何だったんだ?

え~、ばあちゃん、何で僕に話しかけたんだ。

取り敢えず、家帰ったら一杯だけ。

飲もう。

明日も朝早いけど。

眠いので、この辺で。

長くなってごめん、しかも、大した話じゃなかった。笑

おやすみ。