お母さんの当事者研究 本心を聞く・語るレッスン | どくしょのじかん

どくしょのじかん

大好きな場所で大好きな本を。


ワークがあるので

読みながら

自分も当事者研究を

実践できます。



6人のお母さんの

当事者研究を読むことができ、

共感の嵐です。



子どもの相手に苦労する中で、

お母さん自身が子どもの時に

蓋をしていた感情が溢れてしまい

何も言えなくなったり

子どもの気持ちを

私が受け止めているのに

私の気持ちを引き取ってくれるのは

一体誰がしてくれるの?

と思ったり




自分が孤独を抱えているから

相手の孤独に共感する気持ちが強くて

すべてを受け入れてしまい

断ることができず

自分を優先して取り組むことができずに

余裕を失ってしまったり



子どもに対して怒っている時は

自分と子どもだけの関係でなく

子どもの行動が

第三者からの自分の評価だと感じて

意識していることに気付かされたり



お母さんと

その両親との関係性で

「これは嫌だったな」ということが

実はあって

お母さんに余裕がなくなると

その嫌な事バトンを

子どもに渡してしまい

子どもに影響を与えてしまうことに

気がついたり




お母さんと父親、そして

お母さんが子供の頃の

家庭環境の影響やクセ、傷により

お母さんは夫に

言いたいことが言えずに我慢を重ね

孤独を感じて

子どもにキツく当たってしまったり




「わかるわかる」の連続です。




ワークを行うことで

自分の物語を見直し、

「人はクセと傷つきでできている」

ことを体感し、

聞く・語ることで

物語を仲間と共有し

変えられる所を

ささやかな所からで良いので

変えてみる




この過程が

とてもわかりやすく

紹介されています。




皆が

当事者研究を必要としない

ナチュラルボーンナイス母

であるのが

良いのですが

(でも世の中にはそんなナイス母も

存在していて、いと羨まし)

親子の負のバトンや

負の連鎖を全て無くすことは

難しいです。



それでも

当事者研究や

他の数多の方法が

世の中の親子の明るい光に

なると良いなと思います。




当事者研究の対象は

お母さんだけじゃなくて

全ての人に広まってほしい。

この研究は

まずは

お母さんを楽にするために

行われているのであって

お母さんだけに

責任を追求しているわけでは

ないのだから。



お読みくださり

ありがとうございました😊