基本的に実話ベースの感動作が好きな私ですので、
TVCMで気になっていたこちらを観に行ってきました。


■あらすじ
1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務める
ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、
黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、
彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって
彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、
マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は
次第に人々の気持ちを変えていく。




メジャーリーガーに初めての黒人の選手が誕生した時のストーリーで、
それだけで、幾多の困難を乗り越えて黒人にメジャーリーガーへの道を
拓いたかは容易に想像がつく内容でしたが、思ったよりは全ての事柄が
淡々と描かれておりました。




ジャッキー・ロビンソン役にはチャドウィック・ボーズマンが。







お初の方でしたが、なんか、あまりにも淡々と演じている感じがして、
そこまで感情移入ができなかったというか、正直喜怒哀楽全般的に
表現が乏しかった感じです。




そして、リッキー役にはハリソン・フォードが演じておりました。








H・フォードは、なんか顔がいつもと違う感じでした。
恰幅がよくなるように、お顔に何か入れているのかしら?



いつの世にも、自分にとって良い人と悪い人という定義では、人は分けられるもので、
今回は敬虔なクリスチャンというリッキーとジャッキーだからこそ、
聖書に書いてある事柄を共有できる素地があったからこその、
成功物語といった感じでしょうか?








人種差別は、本当に半端なかったことで、様々な出来事を特に絞る訳でもなく、
時系列に淡々とこんな差別があったんだよという感じでストーリーが進むのですが、
クリスチャンだからこそ、平常心というのがあるのかもしれませんが、
あまりにも淡々としすぎて、感動実話なんですが、映画としての盛り上がりは
正気少々欠けていたというのが、私の率直な感想。








目には目を、歯には歯をではなく、一歩先をいく態度を示す事で、
新しく道が開けていくわけです。
本当はもっと激しい事件もあったのでは?と思いつつ、
ストーリーはヨカッタのだけど、何かエッセンスが足りない、
そんな作品でした。



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Tinkerbellの評価:★★★☆☆(3.8)
大好きなノンフィクション感動作品でいしたが、思ったよりは感動せず。
ジャッキー・ロビンソンという人物を知らなかったのもありますが、
その当時は本当にすごい差別を受けていたんだろうなと思います。
アメリカという国を知るキッカケの作品としていいのではって思います。
DVDでご鑑賞下さい。
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でわでわ~