水面に浮かぶ君と僕
僕の顔はいつもと変わらないけど
君の顔は切ない顔をしていたね
分かってはいたけど聞けなかった
受け入れるのが怖かったんだ
もう恋は終わったから
君の瞳から涙が伝う前に
僕は別れを言うつもりだった
振り返らずに全てを終わらせるつもりでいた
君を悲しませたくなくて
悲しませたくないなら言わないで
終わらせるつもりなら謝らないで
あなたは私が何も言わないから
今まで黙っていたんでしょう
知ってたよ
あなたが別れを言う事
終わりを告げる事
二人の気持ちが同じなら
私の方から告げればよかった
悲しみを抱いたまま
見上げる空は何も見えなくて
私は一人ただ泣いているだけ
どんなに泣いたって叶わない願いなら
私はあなたの側を何も言わずに去るよ
引き止めたりはしないで
あの日二人で見た最後の月の雫に誓おう
会いたくて目を閉じれば
いつもあなたは側にいる
それじゃダメなの
私は今夜の月の雫に約束したの
終わりを告げた恋に願い事をしないよ
次の道を見つけると