もしあなたがこの恋を終わりにするなら
涙の硝子を残さず割って欲しい
一つでも残っていたら
またあなたを好きになってしまうから
もしあなたが最後の涙の硝子を割らずに
去って行ったなら
私は割るなんて出来ないよ
言ったでしょう
あなたを好きになってしまうって・・・

もう一度だけでいい
夢の中でも構わないから
あなたに会いたいの
簡単に忘れるなんて出来ないよ
今でもこの胸に焼き付いている
ゴメンと謝ったあなたの言葉を
この言葉が私を悲しくするの
心を震わせるんだ
まるで初恋をした子供のように

もし私この恋が終わることを受け止めたら
別れを告げられた時躊躇わずに
割れていたと思う
でも無理なの
ごめんと謝った一言が消えない限り
私は笑えないよ

どうして謝ったの ごめんと言ったの
別れるのが恋を終わらせるなら
何も言わないで
謝ることも本当の事も言わないで
さよならは言わないでいて
過去を振り返らないために
一度消した灯りで未来の扉を
開けたりしないで
その恋を大切にして
本当の未来の扉を明けて欲しい
これだけは偽らないで
嘘を付かずにいて欲しい