あなたが居ない三日月
私は笑えているかな
悲しまないように笑顔で見上げても
自然と涙は零れ落ちる
その涙を震える心に託しても
三日月は儚く消えていくだけ
今夜から私一人
見上げる空はどこかさみしさを覚える
刹那の夢でも時間でも
戻れるならそれだけで幸せだと感じるから
この願いだけは偽らないで叶えて
曖昧な気持ちで空を見た時
三日月は無かったんだ
あたりを見まわしても何処にもなくて
私のわがままに呆れてしまったのかな
ごめんと謝っても遅すぎたみたいだね
あなたの気持ちはちゃんと夜空を照らす
三日月に届いているよ
謝る事なんてないから
あなたはあなたらしく
どんな気持ちでもいい
素直な心で見上げて
その思いに三日月は応えるから
いつかは消えてしまう三日月だけど
あなたは大丈夫
あの日のように弱いあなたじゃない
いつでも心の中に大切な人は居るから